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「サイト一部再構築しました」

いつもご愛読を、誠にありがとうございます。

若干ですが、サイトを再構築致しましたので、

今後の投稿は、そちらにさせて頂きます。

よろしくお願い致します。

 

http://trig-bu.com/

 

 

2021年04月02日

「サイト再構築のお知らせ」

いつも、トリガーブックスをご愛読頂き、誠にありがとうございます。

2021年1月1日にサイトを引っ越したばかりですが、今週末までには、

サイトを新たに再構築させます。

詳細はまたアナウンスさせて頂きますので、今後ともご愛顧のほど、

どうぞよろしくお願い申し上げます。


2021年3月27日

安川 典孝

2021年03月27日

「セール品は結局」

「セール品は結局」

ファッションなどの、「セール品」には、結局のところ、落とし穴

多い。

先日、筆者も、某通販サイトで、ワイシャツ3枚を、けっこうお得

と思われるお値段で購入したのだが、セット売りで安くなってはい

たのが、逆に落とし穴だった。

「形態安定加工が施されている」、と、サイトには記載があったが、

一度、着て洗濯してみたら、シワが極めて目立っていた。

生地もかなりうすく、着ていて全く、心地よくない

セール品、バーゲン品は、結局、そのレベルなのだということを、

改めて思い知った

また、「安物買いの銭失い」とも、よく言ったもので、洋服は、

安ければいいというものでも無い。

「お値段相応」、というか、安い服は、大衆向けの手抜き商品

非常に多い。

服というのは、人間の一番、外の皮膚であって、それは、口ほどに

モノを言う

せっかく同じワイシャツなら、形態安定加工はもちろんのこと、

やはり、上質なワイシャツにこだわりたい。

例えば、男性のワイシャツひとつとってみても、特に昨今では、

夏場のクールビズで、ネクタイを締めない機会が多くなっている

ため、より、襟元が目立ってしまう

この時、比較的、お高めのワイシャツだと、ノーネクタイでも、

襟の裏地がしっかりしていたり、模様がついていたりするので、

だらしないノーネクタイになりにくい

以前の記事でも述べてきているが、ファッションとは、相手への

敬意であって、決して自己満足で終わってはいけない

もちろん、自己満足で、派手派手な色の服装やアクセサリーも、否定

したいワケではないが、「相手への敬意」という視点で考えた場合、

ちょっとクエスチョンマークが点灯することも、否めない

基本的に、安っぽい服装をしていると、相手への敬意もそれなりと

受け止められがちなので、注意が必要だ。

「本日のポイント」


「服は口ほどに、モノを言う」

2021年3月23日

安川 典孝

2021年03月23日

「充電」

「充電」

中3生を無事に送り出せた記念と、自分へのごほうびに、茨城県

大洗まで、「充電」の一人旅に出かけた。

大洗は、ことある度、何かの節目、節目でも来ている。

特にどこかを観光するワケでもなく、ひたすら海を眺めたり、

美味しいものを頂いたりして、まさしく「充電」の旅となった。

人間はやはり、電池のように、エネルギー切れしてはいけないので、

こうした、自分なりの、「充電できる場所」、あるいは、「充電できる

行為」を持つことは、非常に重要に思われる。

有名な作家も、原稿を書き上げると、独自の息抜き法で、また

充電して、仕事に取り掛かっている。

筆者にとっては、もう次の戦いが始まっている。

今度は、新受験生となる子たちを、来年また見届けるべく、全力で

挑みたい。

充電して、がんばって、また充電して、がんばって。

さあ、がんばっていこう。

2021年3月21日

安川 典孝

2021年03月21日

「自分の頭で考える」


「自分の頭で考える」

筆者はこれまでに、だいたい100人以上の生徒の教務にあたって

きたが、生徒の中には、素直すぎて、我々、講師の指示通りにしか

問題をこなせない、講師の言う通りにしか動けない生徒も、複数いた。

その「素直さ」は素晴らしいのだが、人間はやはり、自分の頭で考え

ていかねばならない。

特に、数学などの、論理的思考能力が試される科目では、自分で

考えているか、いないかが、のちに顕著な差となってあらわれる。

本当に、しつこいくらいに述べてきているが、「自分の頭で考える」

癖をつけたかったら、やはり、「読書する」ことだ。

スポーツなども、かなり頭を使うかもしれないが、読書に比べると、

格段に、読書の方が、脳のトレーニングになる。

先日の記事でも綴ったが、読書は、脳の空白部分に、筆者の意見を

取り込む行為のみならず、「これは確かにそうだ」、「いや、この記述

は、少し違うのはないか」、と、物事を批判的に見るチカラも養われ

る。

ちょっと残酷な話だが、教養の深さというのは、その人のにも、

顕著にあらわれる。

日本でもそうかもしれないが、欧米のエリートの間では、その人の

使う言葉によって、教養の深さを測られると、以前、本で読んだこと

がある。

簡単な動詞ばかりを使う人間は、教養もそれなりだと思われてしま

うのだ。

世界のエリートは、例外なく、みな読書家だから、つまり、読書が

できないと、エリートの門の前にすら立てないことになる。

また、人間の教養の深さというのも、だいたい18歳、つまり高校

3年生までに、だいたい確立されてしまうもので、そこからの

挽回というのが、なかなか難しかったりする。

日本の学歴社会は、どんどん崩壊に向かっているとは言え、やはり、

18歳までの教養の深さで、人生が決定されてしまう側面も併せ持っ

ている。

筆者の場合、大学卒業まで、ほとんど教科書以外は読んだことがなか

ったが、社会人1年目から、読書に目覚めて、今はこうして、ほぼ

毎日、文章を綴っている。

これもひとえに、「自分の頭で考える訓練」をしてきたことの産物で、

生まれ持った才能などでは無い

自分の頭で考えらないということは、実は恐ろしいことだ。

昨今では、スマホのゲームなども、思考能力を奪う一因となっている。

もっともっと読書をして、自分の頭で考えていこう

考えて、考え続けた者に、成功の光は宿る

「本日のポイント」

「思考し続けよう」

2021年3月17日

安川 典孝

2021年03月17日

「でも、優しい心が一番」

「でも、優しい心が一番」

いろいろ考えさせられる週となった。

今日も、親しい人との会話の中で、やはり、

「人間は、性格が一番だね。」

という話になった。

昨日は、「素直さ」が一番、と綴ったが、総じて、「素直で優しい心」

が一番だ。

筆者も、「言葉を操っている人間」なので、痛感しているが、

言葉は本当に、良薬にも、凶器にもなる

特に、これだけSNSが発達してきた現代において、「ネット上の

言葉」の持つ影響力はすさまじく、「SNSでのいじめ」で、命を

絶ってしまう人もいる。

今回、初めて暴露するが、筆者は、ネット上でブログを綴っている

身ではあるが、実は、他人のブログやTwitterは、ほとんど見ていな



調べものも、ほとんど、本で行い、「ネットで検索」、という行為も

ほとんどしない。

また、実は、テレビも、ほとんど観ていない。

ネットもテレビも、精神的にマイナスになる情報、言葉が多いので、

意識的にシャットアウトしているのだ。

その代わり、本で、パワーのあるワードを、たくさん取り込むように

している。

それが、話し言葉であれ、書き言葉であれ、言葉には、「言霊」

宿っている。

マイナスな言葉を吐くと、周囲を不快にさせるだけではなく

回り回って、自分が不幸になるのだ。

普段から愚痴の多い人は、自分で自分の幸せを逃していることに、

気づいていない。

また、読者様の周りに、愚痴、悪口ばかり言っている人がいたら、

近づかないのが一番だ。

会社関係の人間であれば、そっと距離を置き、友人であれば、

迷わず絶縁しよう。

それほどまでに、運気を下げる言葉というのは、怖いのだ。


家の中の総整理ができても、人間関係の総整理ができない人も多い。

筆者は以前、こっそり、人間関係の総整理を行い、愚痴、悪口ばかり

の友人たちとは、連絡できないようにした。

それから数年が経って、ほぼほぼ、いい人間関係にしか恵まれて

いないのは、言うまでもない。


どれだけインターネットが発達しても、オンラインビジネスが浸透

しても、最終的に、我々、人間社会は、心と心でつながっている。

「結婚」は、「結魂」とも言うとおり、人間社会は、魂と魂の触れ合

なのだ。


人に優しくしよう。

人に元気を与える言葉を吐こう。

「情けは人の為ならず」で、最終的には、自分に幸せが舞い込んでく

るのだから


「本日のポイント」

「素直に、優しく」

2021年3月14日

安川 典孝

2021年03月14日

「やはり素直さが一番か」

「やはり素直さが一番か」

筆者自身の「素直さ」を、誉めて頂ける機会があった。

率直に、理屈抜きでうれしかった

基本的に、目上の人間と、目下の人間が居たら、目上の

人間は、素直な年下を好む

筆者も、目上の方にはどうやら好かれるようで、高校の時の先生、

大学の時の先生、それぞれ、定期的に食事に行く間柄となっている。

筆者が「素直だ」と誉めて頂けるには、確かに先天的な性格もあるか

もしれないが、実は、「大量に読書をこなしている」ことによる素直

さも、大きいように、自分では思っている。

「大量の読書」と、「素直さ」にどんな関係があるのか、と思われる

かもしれないが、実は、読書というのは、一度、「自分の中に、筆者

の意見を取り入れる行為」なので、一回、自分自身に、「空白」を

作る作業でもある。

もちろん、「空白」の中に、すべて筆者の意見が入り込んでくるワケ

ではなく、「これはこういう意味だろう」、「これはちょっと違うので

はないか」と、試行錯誤しながら読み進めているワケだが、基本的

には、大なり小なり、自分の中に、「空白」を取り込んでいなければ

ならないのが、「読書」なのである。

そういった意味でも、読書することは、自分の器を広げる行為である。

よく、「自分は、本ではなく、人から学ぶタイプです」と豪語してし

まう人がいるが、厳しい言い方をすると、きっとその人は、人からも

学べていない

人間というのは、脳科学的に、人から聞いたことなどを、一度、頭の

中で活字に変換させて記憶しているらしいので、(諸説ありますが)

人から聞いたことも、結局は「活字」で学んでいることになる。

つまり、人間は、本からしか学べないのだ。

地球上で唯一、本を読んで学習できるのは、人間だけなので、

この恩恵を生かさない手はない。

少し話は逸れたが、大量の読書が、素直な人格形成に寄与している

は、明らかである。

読書好きに悪い人がいないのは、その好例で、人間は、やはり活字

からしか学べない

筆者も、さらにさらに本を読んで、人格を磨いていこうと思う。


「本日のポイント」

「素直さは、読書で作られる」


2021年3月13日

安川 典孝

2021年03月13日

「それぞれの春」

「それぞれの春」

3月12日。

栃木県県立高校の合格発表の日であった。

学習塾に勤務する筆者は、本日、勤務シフトには入っていなかった

が、午後、塾に出向かせて頂いた。

結果は、悲喜こもごもであった。

合格率で言えば、相当高かったとは思うが、全員が全員、思うように

はいかなかったのが悔やまれる。

ただ、人生は長いので、この悔しさをバネに、必ず、どこかで挽回

して欲しい。

合格組も、受かって満足はして欲しくない。

あくまでも、通過点に過ぎないので、よりいっそう、勉学に励んで

頂きたい。


今日は保護者様からも、多く、お礼のお菓子を頂いた。

こちら側がお礼を言いたいのに、本当に申し訳ない限りだ。

また、そんなに接点が無く、親しくなかった生徒も、最後は笑顔で

の別れとなった。


また、長い1年が始まる。

来年も、笑って送りだしてあげよう。

帰りの自転車で浴びた風からは、すっかり春の予感がした。


2021年3月12日

安川 典孝

2021年03月12日

「それぞれの10年」

「それぞれの10年」

あらゆるメディアでも取り上げられているが、本日で、東日本大震災

から、ちょうど10年となる。

本当、それぞれの10年であったと思う。

筆者は当時からすでに栃木県に居たので、誰か親しい人を失ったり、

という経験こそなかったが、職場で経験した、あまりに激しい揺れに、

大災害の怖さを、改めて思い知った。

本当、ひと言では全く言い表せないくらい、大きな大きな爪痕

残した災害である。

筆者がこの災害を通して、最も強く教訓として心に刻んだのは、

「生きることをあきらめないこと」だ。

どんな状況であれ、生きることには、苦しみを伴う。

しかし、「生きることをあきらめなければ」、人生は案外、なんとかな



いつでも、希望の光を失わずにいたい。

今、直面しているのは、「コロナパンデミック」という、世界危機だ。

大震災とはまた違う危機だが、希望に光を失わずに、生きてさえ

いれば、案外人生、なんとかなる

あきらめない

2021年3月11日

安川 典孝

2021年03月11日

「3月12日!」

3月12日金曜日は、栃木県県立高校の合格発表日です。

塾の勤務シフトには入っていませんが、塾長に頼んで、

生徒たちが来る午後に、塾に居させてもらえることになりました。

笑顔の子も、泣く子もいるかもしれない。

だけど、精一杯の笑顔で送り出してあげよう。

そして、1人でも多く、高校生になっても、教えてあげられるといいです。

 

2021年3月10日

安川 典孝

 

2021年03月10日

「才能の差を埋めるには」

「才能の差を埋めるには」

それがどんな分野であれ、初めから驚異的な才能の持ち主というの

は、どんな世界にも、複数いる

音楽業界などはそれが顕著で、同じ努力をしていても、やはり、生ま

れながらの、驚異的な才能の持ち主が華開くことの方が、非常に多い

そんな中でも、筆者を含め、いわゆる「凡人」が、夢を叶えていく

めには、一体どうしたら良いか

初めから、驚異的な才能の持ち主に挑もうとしないことだ。

「努力していれば、必ず報われます。」

と学校で教わるかもしれないが、はっきりさせると、

「努力しても、報われるとは限らない。」

このブログの読者様には、「報われなかった人生」などは歩んで

頂きたくはないので、その為のアドバイスを伝授させていただくと、

先述の通り、初めから、驚異的な才能の持ち主に挑もうとしない方が

良い

例えば、筆者が生業としている「講師業」でも、インターネットの動

画などを観ていると、筆者には、一生かかっても展開できないような、

とてもわかりやすい授業を展開できる講師が大勢いる。

筆者が、今から、そういう講師を目指そうとしても、例えば、

優秀な講師の真似をして、研究して、さらに自分の教務力を上げる

努力はできるかもしれないが、根本的から、その人のような授業スタ

イルに変えていくことは、甚だ難しいであろう。

また音楽を例に挙げると、一流のギタリストの手癖を真似したから

といって、自分も一流になれるとは限らない

では、とどのつまりは、凡人が華開いて活躍するためには、どうした

ら良いか

「これなら絶対勝てる!、と確信できるフィールドで、ひたすら努力

を続けることである。」

例えば、筆者の従事する、講師業では、「さら勉強して、教務の幅を

広げる」、「カリスマ講師の授業を何度も聞いて、徹底的にスタイルを

パクる」、などの努力が挙げられる。

そもそも筆者は、昔から、人にモノを教えるのが非常に好きだった

し、試しに受けた占いでも、「教育業は天職です。」と、複数の

占い師に言われたことがあった。

おかげ様で、教育業で、そこそこの成果は出せてきているし、

何より、今の仕事が好きなので、この職業選択は、間違いではなかっ

たと、自信を持っている

要は、「これなら人に勝てる!」もしくは「この分野は、好きでたま

らない!」というフィールドで、勝負していこう。

戦うフィールドを間違えると、後悔だらけの人生になってしまう。

明日は明るい


「本日のポイント」


「勝利を確信するフィールドで戦う」

2021年3月9日


安川 典孝

2021年03月09日

「オンライン家庭教師契約につきまして」

現在、オンラインでの、家庭教師を承っております。


詳しくは、「家庭教師のトライ 宇都宮校」


に、「安川講師をオンライン希望で」、と、お問い合わせください。


個人的な家庭教師契約と、出向での授業は、受け付けておりません。


何卒よろしくお願い申し上げます。

 

2021年3月7日

安川 典孝

2021年03月07日

「『シャネル』を読んで」

「『シャネル』を読んで」


昨日、プレゼントして頂いた、

「『シャネル』 シャネルを支えた8人のレジェンドと生きている

言葉」(川島ルミ子 さくら舎)

を、さっそく読了した。

久しぶりの書評となる。

川島氏本人も触れているが、シャネルについて書かれた本は、本当に

多いため、他と似たようなものにならない為に、シャネルの人生に

大きく関わった、8人のことも絡めて論じられている。

全体で219ページあり、こうした、ヨーロッパの人物伝特有の、

カタカナの固有名詞が多く飛び交うのだが、この本に至っては、

テンポが良く、非常に読みやすい

筆者は、アパレルで勤めたいと思っていたぐらい、洋服が好きなので、

いつかシャネルに関する本も読みたいと思っていたのだが、意外と

早く、その時が訪れた。

筆者がこの本の中で最も感銘を受けたのは、シャネルが非常な

読書家であったことだ。

「わたしはよく本を買ったわ。もちろん読むために。本はわたしの

最良の友だった。ラジオは噓をつく箱で、本は宝物。」

(192ページ)

とあるし、

「最も悪い本でも何かしら語るもの。何かしらの真実をね。」

(212ページ)

との、本人の言葉もある。

それだけ、シャネルは本を愛し、知識も豊富で、社交界でもその

知識量は、群を抜いていたという。

そしてまた、大の仕事人間であったようだ。

シャネルが第一線で活躍していた頃には、まだあまり女性の社会進

出がさほどでもなかったが、(もっとも、シャネルは生涯に渡り、第

一線で活躍した人間であったが)それこそ、昼夜を問わず、馬車馬の

ように働いた

大の仕事好きで有名で、その勤勉さ、仕事への探求心こそが、彼女

世界レベルの人間へと引き上げた。

しかし、こうして人物伝を紐解いてみると、シャネルも非常に

痛く、悲しい経験を積んできたことがわかる。

親しい人を何人も、それも残酷な形で失っているのだ。

偉人の人生とて、やはり栄枯盛衰、そして偉人こそ、悲劇の

連続に見舞われていたことが、よくわかる。

そこで、挫けるか、投げやりになるか、それとも、悲しみをパワーに、

逆に突き進んでいくか、の差である。

シャネルは、相当なバイタリティの人であったようだ。

最愛の人を残酷な形で失ったり、巨額の融資を抱えたりすることも

あったが、その度に、それを仕事へのパワーへ昇華し、あれだけの

芸術作品を生み出した。

このコロナ禍、仕事を失ったり、途方に暮れている方にこそ、

ぜひ読んで頂きたい作品であった。

最後に、本文211ページから、もっとも元気の出る、シャネルの

口癖を引用して、終わりたい。


「人生が大好き。生きることは素晴らしいことだと感じるの。」


2021年3月7日

安川 典孝

2021年03月07日

プレゼント!

親しい方から、「ココ・シャネル」についての本を頂いた。

以前から興味を持っていた人物伝ではあるので、一気に読了して、

久しぶりに、「書評」を、このブログにあげさせて頂く。

すばらしい献本に、感謝です。


2021年3月6日

安川 典孝

2021年03月06日

「アウトプットはやはり重要」

「アウトプットはやはり重要」

すべての勉強において、アウトプット重要な要素となる。

勉強なら、読むだけでなく、問題を解いてみること、

また、読書であれば、筆者のように、こうして自分でも文章を

書いてみると、のちに多くの恩恵を受けられる。

効果的な勉強法の例として、ティーチング(人に勉強内容を教えるこ

と)や、要点書き出し勉強法なども本では紹介されているだけあって、

やはりそれだけ、アウトプットの重要性が説かれている。

アウトプットする、つまり、知識を吐き出すためには、当然、一度、

知識を吸収することが大切となる。

筆者が思うに、「良質な」アウトプットをするためには、だいたいそ

の、10倍のインプットが必要になると思う。

例えば、筆者はこれまで、自腹で1400冊の本を購入し、それら

ほとんどすべてを読んできたが、そのおかげで、こうして毎日

文章を綴れている。

本に換算すれば、1000冊読んで、ようやく自分で10冊書けるか、

書けないかだ。

つまり、文章を書くことをビジネスにしたい方などは、単純計算して

も、自分の書きたい分量の、10倍~100倍のインプットが必要

ということだ。

これが勉強でも、やはり似たようなことが言える。

勉強をがんばり始めて、成果が出てくるには、時間が必要だ、

確かに時間は必要なのだが、それ以上に、きちんとインプットが

できているかが問題となる。

中学生の学習で言えば、理科・社会は、まずインプットありきなので、

やみくもに問題を解いていても、全体を俯瞰することができない。

もし読者様が、何かの分野で頭角を現したい場合、だいたい、

その、10倍から100倍のインプットが必要と考えていい。

ある分野の本を書きたければ、最低でもその分野に関する本を、

低く見積もっても、100冊は読んでいなければ、良質なアウトプッ

トは難しくなる

インプットとアウトプットは、呼吸と同じで、「吸っては吐く、

吸っては吐く」、の繰り返しが重要だ。

できるだけ、インプットとアウトプットを交互に、そして、目安とし

ては、良質なアウトプットの為に、10倍のインプットはしよう。

それだけで、あなたの従事する分野に活路が見えてくる


「本日のポイント」

「10倍のインプット」


2021年3月5日

安川 典孝

2021年03月05日

「コンディション調整の大切さ」

「コンディション調整の大切さ」

ここ数日はいろいろあり、体調を崩してしまった。

仕事こそは勤まったが、かなり長い時間、寝ていた。

心理的にもいろいろあったが、なんとかもちこたえ、回復した

いい仕事をするのには、やはり、コンディション調整は非常に重要

である。

特に、筆者は、疲労がすぐ腰にくるタイプの人間なので、定期的に

アロママッサージにも通っている。


体力の回復に、睡眠は非常に重要だが、適正な睡眠時間という

のは、人によりまちまちなので、理想は、「よく寝たな」、と毎日思え

るくらいに寝ることだ。

筆者の場合、午前中、いったん仕事を終え、少し睡眠を取ってから

また夕方から仕事をする、というスタイルなので、細切れの睡眠を、

よく取っている。

なお、寝具にはけっこうなお金をかけて、良質なもので揃えている。

筆者の睡眠時間は、1日の合計が、だいたい9~10時間なので、

1日の半分、まではいかないが、相当な時間を睡眠に充てていること

になる。

最低でも、1日8時間は寝ないと、頭がすっきりしないし、体調も

崩しやすくなる。

これだけの時間を毎日、睡眠に充てていると、どうしても、良質な寝

具でないと、腰への負担がものすごくなってしまうのだ。

特に重要なのが、マットレスと枕である。

マットレスは、今、上質なものも、2万円以内くらいで買える。

枕に至っては、合わないものを使うと、大きな睡眠効率の阻害に

なるので、奮発して、値段のお高い枕をオススメする。

結局のところ、睡眠に勝る休息はないし、1日の中の大きな時間を

睡眠に充てているのであれば、睡眠には、とことんこだわり抜く

べきだ。

また、テレワークの普及で、自宅で仕事をしている方も多くなって

きたと思うが、作業用のイスも、非常に重要だ。

筆者も、在宅時間が長くなり、こうしてブログも書くようになって

から、それまで使っていた、6千円の座椅子から、4万円の座椅子

格上げした。

やはり、長時間の作業に耐えられるし、作業効率もグンと上がった

人間がリラックスできる環境、モノには、惜しみなく投資をしよう

結局は、仕事の生産性が大幅にアップして、すぐに元は取り返せる

理論、理屈抜きにして、休息できる環境には、とことんこだわろう


「本日のポイント」

「休息にお金を使おう」


2021年3月3日

安川 典孝

2021年03月03日

「サイエンスはけっこう大事」

「サイエンスはけっこう大事」

勤務先での学習塾でも、受講希望科目で、理科の需要が多くなってき

ている。

それに伴い、私、講師側も、負けじと必死に勉強しているのだが、

理科の勉強は、不思議と学生時代より楽しく感じられる。

楽しいだけでなく、理科は、我々の生活に密接に関わっていることを

痛感する。

理科が苦手な生徒さんには、「いい意味で理屈っぽく」あるように

指導させて頂いている。

基本的に、「なぜそうなるのか」という考えを突き詰めていかないと、

理科の成績の向上は、あまり望めない

私個人は、この考えのことを、「Why問答」と名付けている。

「理科・社会は暗記科目」、と割り切ってしまう、講師、生徒も

目立つが、少し違うと思う。

「Why問答」を繰り返すことよって、思考の回路が太くなり

結果的に、理数科目の成績も上がるのだ。


例えば、教務の為に、筆者も日々、中学理科を学習しているが、

人体の知識などは、人間が生きていく上で、もはや必要不可欠だ。

化学分野にしても、「覚えて何になるのか」と思う方もいるかも

しれないが、例えば、化学の太い知識は、料理などにも生かされる。

結局のところ、ムダになる勉強は無いのだ。

もっと進んで、高校の理系科目でつまづいてしまった方には、

今は、「宇宙一わかりやすい」シリーズなども出ているので、ご自分

で調べて、ぜひ、手に取って頂きたい。

高校物理あたりになると、今度は数学の知識とも、切っては切り離せ

なくなるが、これを機に、物理と数学の両方を学び直してみても、

全くもって、悪くない

学び直しは、何歳からでもできるし、年齢的なリミットも存在しない

トライあるのみだ。


「本日のポイント」

「理科はけっこう面白い」


2021年2月28日

安川 典孝

2021年02月28日

ZOOM授業についての追記

追記です。

基本的に、平日に関しましては、午後からの受付とさせて頂く予定ですが、

長期休みや、不登校の生徒様のことなども考え、可能な範囲で、午前中からの

対応もさせて頂けるように尽力致します。

よろしくお願い致します。


2021年2月26日

安川 典孝

2021年02月26日

ZOOM授業展開のお知らせ

ZOOM授業展開のお知らせ


責任者ではないので、まだ詳細は明かせないのですが、勤務先の

学習塾が、ZOOMによるオンライン授業を展開します。

基本的には、栃木県の学生さんを対象に展開していくそうですが、

全国の学生さんも指導可能とのことです。

詳細が決まり次第、このブログでも公表させて頂きます。

ちなみに私の指導科目は、以下の通りです。

《指導可能科目》

●小学国語
●小学算数
●小学社会
●小学理科
●小学英語(基礎から)
●中学国語
●中学数学
●中学社会
●中学理科
●中学英語
●高校現代文
●高校古典
●高校数学Ⅰ・A
●高校英語
●生物基礎
●化学基礎
●英検対策(準1級程度まで)

以上となります。

上記以外の科目に関しては、ご相談ください。

できるだけ早い段階での、スタートを目指しているそうなので、

私をはじめ、講師陣も全力投球で臨みます。

よろしくお願い致します。


2021年2月26日

安川 典孝

2021年02月26日

「すべては有機的につながる」

「すべてが有機的につながる」

筆者のブログの読者様には、子を持つ親御さんも多い。

筆者には子供がいないのでわからないが、きっと、子供から、

「なんのために、勉強しなきゃいけないのか。なんのために、

本を読まなければならないのか。」

といった問いを投げかけられることは、きっと、一度や二度ではない

はずだ。

この種の疑問のベストアンサーとしては、

「すべての勉強は、有機的につながっているから。」

という回答が一番のように思う。

「有機的」という言葉は、子供には少し難しいので、

「すべての勉強は、必ずどこかでつながる時がくるから。

ムダな勉強は、なにひとつ無いんだよ。」

と回答してあげると、わかりやすいかもしれない。

筆者のように、大人になって、中学、高校の学び直しをしていると、

本当に痛感するが、やはり、すべての勉強、学問は、

「どこかで有機的につながっている」のだ。

ちなみに、「有機的」とは、デジタル大辞泉によると、

「有機体のように、多くの部分が緊密な連関を持ちながら全体を

形作っているさま」

とある。

まさしく、種々の勉強はその通りで、一見すると、なんの関連も無い

と思われる勉強は、必ず、どこかで、密接につながっているのだ。

これは、できるだけ多くのジャンルを、長年に渡って勉強している

人にしか、味わえない感覚だ。

ぜひとも、読者様にも、これを味わって頂きたい。

ムダな勉強など、この世に存在しない。

また、学問には、王道も邪道も無い。

ぜひ、社会人こそ、勉強を続けて、「学問の有機性」肌で

味わおう

「本日のポイント」

「学問の有機性を味わおう」

2021年2月23日

安川 典孝

2021年02月23日

「高校基礎は、現代国語から」

「高校基礎は現代国語から」


このサイトでもそうだが、かなりの記事で、「社会人の学び直し」

指南させて頂いている。

「すべての基本は、中学5教科から」とも、過去に綴ったが、もう少

し発展させて、高校レベルの勉強の学び直しをしたい場合のオスス

メ法を綴りたいと思う。

結論から申し上げると、高校の学習の基礎は、「現代国語」(現代文)

だ。

現代国語の学習法というのは、少しあいまいにされてきた面がある

が、どんな学問にせよ、きちんとした勉強法が、確立されている

筆者の高校生時代には、「現代国語は、勘で解くしかない」と

言い放っていた友人もいたが、今の筆者に言わせれば、現代国語は

確実に、「論理の整合性を見抜くチカラ」が試される科目だ。

「論理の整合性を見抜くチカラ」が試されるということは、やはり、

「キーワード」を読み解くことが重要となる。

出題される文章のレベルも、高校受験に比べると、大学受験では

格段に難しくなるので、とにかく、「語彙」そして、「キーワード」

をつかんでいくことが重要となる。

これが、現代国語の勉強法の「初歩段階」だ。

受験する大学のレベルを問わずオススメで、かつ、社会人の

現代国語の学び直しにもうってつけなのが、

Z会の、「現代文キーワード読解」だ。

これ1冊で、現代文の基本事項は、ほぼ網羅できる

それこそ、個々の「キーワード」の解説が、懇切丁寧で、さらに、

例文だけでなく、実際の入試問題まで掲載されている。

価格も、税抜き900円と、お得感満載の1冊である。

この、「現代文キーワード読解」を、4回、5回と「回して」

いけば、確実に現代国語の成績は伸びていくだろう。

社会人が今から読み直しても、とても勉強になる

知っていそうで、よく意味のわからない単語なども、非常に

懇切丁寧に解説されている。

学び直しの際は、ぜひ、手元に置いておきたい1冊だ。

前述のように、現代国語は、「論理の整合性を読み解くチカラ」が

要求される科目なので、当然、数学や物理のチカラの向上にも役立つ。

さらに、少し難解な言葉を知ることによって、現代社会や政治・経済

のチカラの向上にも役立てることができる。

高校の学び直しを始めたかったら、まずは現代国語からだ


「本日のポイント」


「現代文から突破せよ」


2021年2月21日
安川 典孝

2021年02月21日

「借りて読まない。買って読む。」

「借りて読まない。買って読む。」

こうしたサイトを運営していると、多く質問されるのが、

「図書館で本を借りたのでは、ダメですか?」

というものである。

率直に結論から申し上げると、

「会社で出世したり、社会で成功したかったら、すべて自腹で購入

してください。」

という答えである。

まず、図書館で借りた本というのは、かなりの確率で、身につかない

公共の本だから、線を引いたり、本のページを折ったりすることも

できないし、もちろん、書き込むこともできない

慎重に読まなければならないこと自体、まずストレスとなって、

内容把握どころではなくなる

それに、人間はケチな動物なので、自分で自腹を切って購入した本

には、「元を取ってやろう」という意識が働く。

図書館の本は、無料で借りているので、この心理が働かないのである。

この2点が、図書館で借りた本は、身につかないと断言できる所以

である。

もし、1冊の本も気軽に買えないほどに、経済的に困窮している

のなら、古書店の100円コーナーがある。

さすがに、100円を出せない人は、このブログは読んでいない

だろう。

100円コーナーでも、良書が眠っていることは多くあるので、

もし、1冊1500円を、高い、高すぎると判断する人は、古書店

を使おう。

もっとも、1冊1500円を高いと感じる人は、本を読まなくていい

とさえ思う。

本というのは、恐ろしく、「ローリスク・ハイリターン」なものだか

ら、将来、出世や成功を目指す方には、この、

「ローリスク・ハイリターン」な感覚を、ぜひ、自分の肌で味わって

頂きたい。

筆者とて、23歳の頃から、膨大なお金を、書籍購入に充ててきたが、

今はほとんどお金に困っていない

むしろ、金銭的には潤っている。

もちろん、転職などの理由で、経済的に困窮していた時期はあったが、

本から得た叡智のおかげで、お金には困っていない

これらはすべて、筆者が、本から得た知識を「資金化」してきた

おかげである。

もちろん、初めから、お金持ちになりたくて、本を買っていたワケ

ではない

ただ、23歳の頃に、「いかに人生において、読書が大切か」を説い

た本たちに出合い、だいたい購入冊数が100冊を超えたあたり

ら、「この先、一生、お金に困ることはないな」という予感を抱く

ようになった。

そして、その予感は、見事に的中した

本が嫌いで、貧乏になる人はたくさんいる。

しかし、本の買いすぎで貧乏になった人には、まず出合ったことがな



惜しみなく、本代に投資しよう

莫大な利息をつけて、戻ってきてくれる。

なぜなら、そもそも、人間の人生というのは、知識のあるところに、

お金が集まるようにできている。

ということは、知識を蓄え、それをアウトプットしている人に、

お金と成功が群がるということだ。

将来、偉くなりたかったら、まだ名も無く貧しい頃から、積極的

に、本に投資しよう

10年後には、図書館で本を借りて読んでいた人とは、埋められない

がついている。

「本日のポイント」

「買って読む人が成功する」

2021年2月20日

安川 典孝

2021年02月20日

「撤退の早さ」

「撤退の早さ」

「三十六計逃げるに如かず」という言葉がある。

デジタル大辞泉によると、

「形勢が不利になったときは、あれこれ思案するよりも、逃げてしま

うのがいちばんよい。転じて、めんどうなことが起こったときには、

逃げるのが得策であるということ。」

とある。

つまるところ、「逃げる」に勝る戦法は無い、ということだ。

よく、小学校などでは、「何事も、あきらめずに、物事を続けること

が大切ですよ。」

と教わる。

これは、心身ともに、まだ発展途上にある、子供たちにとっては、

「何事もあきらめずに挑戦させる」、という意味で有効かもしれない

が、社会人にまでなって、この言葉の通り、

「何事も、あきらめずにチャレンジしていく」姿勢を貫く必要は無い


むしろ、「このフィールドでは無理だ」と判断したら、秒速で逃げて

いく必要がある。


誰しも、苦手なことというのはある。


先日の記事でも綴ったが、人間は、得意なこと、好きなことをする

ために生まれてきたのであって、嫌なこと、苦手なことを仕事に

するために生まれてきたのではない

嫌なこと、苦手なことに、「向き合う」時間は、確かに大切である。

受験勉強がその好例で、例えば、国立大学への進学を志す場合、

数多くの受験科目は、避けては通れない

その中には、もちろん、苦手な科目、嫌いな科目も存在するだろう。

そういう時期は、ある程度、我慢して勉強に取り組む必要がある。

ただし、一度、社会人になれば、選択肢は基本的に自由だ。

筆者の周りでも、新卒で入社した会社が肌に合わなくて、1年、

2年で他の仕事に移った人間が、後を絶たなかった。

最も、筆者の新卒で入社した地方銀行は、過酷な業務の上に、

毎週のように資格試験が課され、ドロップアウトする人間も大勢

居たが。

しかし、ここで、重要なのが、「撤退の早さ」だ。

「ここに長居してはいけない」、というのは、おそらく本人が一番、

一次情報として感じている。


何を隠そう、筆者の20代がそれであった。

今だから正直に告白するが、

「将来は自分の会社を持つ」と、新卒の頃に決めていたから、

20代で経験したすべての会社は、「腰かけ」程度に居させて頂いた。

ただし、常軌を逸するほどに、「パクリ」にこだわった。

何かを会社から盗んだというのではなく、徹底的に、会社運営の

方針、動かし方などを、見て、聞いて、盗んでいった

自分でやりたい仕事のある方は、それくらいで良いと思う。


終身雇用制度は過去のものとなり、ひとつの会社に人生をささげる、

という時代も、すでに終わった


これからは、「個人レベルの、稼ぐチカラ」重要視される時代だ。

その為には、嫌いなこと、苦手なことを仕事にするべきではない


重要なので繰り返すが、筆者の20代のように、「勉強」の為に、

嫌いなこと、苦手なことに挑戦する期間は、大切だ。

ただし、それは、「勉強期間」と割り切ろう。

どうしてもあなたが、一次情報で、「長居してはいけない」

と判断した環境からは、早期の撤退が重要だ。


「本日のポイント」

「逃げ足はとことん早く」


2021年2月18日

安川 典孝

2021年02月18日

「強みを仕事に、好きを仕事に」

「強みを仕事に、好きを仕事に」

人生で、「悲劇」というのは、たくさんある。

いわゆる、「四苦八苦」もあるが、もっと最大の、人生最大の悲劇は、

「自分の嫌いなことで、成功してしまうこと」だ。

嫌々、その仕事をしているなら、まだ、転職や独立など、「逃げ道」

もあるのだが、ある程度、成功してしまうと、「その道の成功者」

烙印を押され、そこから「逃げる」ことが難しくなる

筆者は、今年35歳になるが、20代など、本当に苦難、苦難の

連続で、成功とは程遠かった

しかし、この頃の読書で、

「好きなことを仕事にしなさい」

というフレーズは、幾度となく聞いてきたので、今は、好きなことし

か、ほぼほぼ仕事にしていない。

仕事で、さんざん悩み、苦しみ抜いてきたからこそ、「好きを仕事に」

することのありがたみを、今、全身で享受している。

今はまだ、「独立し、経営者になる」という、「好きを仕事に」が

まだ成し遂げられていないので、近い将来に叶える予定である。

この文章を読んでいて、私にジェラシーを燃やした方は、おそらく、

現時点で、「好きを仕事に」ができていない

人生は誰しも平等に、1回きりだから、好きなことを全うして

死んでいこう。

「いやいや、人生、そんなに甘くはないよ。」

「好きを仕事にできるほど、人生は甘くはないよ。」

という反論も聞こえてきそうだが、人生はあなたが考えているより、

ずっと、甘い

何度かトライは試みたが、好きな仕事に就けていない人は、おそらく、

業界研究、適正把握などを含めて、努力が足りない

筆者とて、進学塾講師と、社会人家庭教師の職に就くにあたり、

膨大な時間を、学び直しに充てたし、今なお、努力は続けている

自分の学歴的に、高校の理系科目がウィークポイントであることは、

よく承知しているので、高校理系科目を中心に、学び直しも、常日頃、

怠っていない

いや、「怠っていない」のではなく、「気づいたら努力している」

「気づいたら努力している」ことが、あなたの進むべき道であり、

戦うべきフィールドだ。

これまで、自分の望む仕事に就けなかった方は、人生は有限である

ことを知り、好きなことを仕事にしてみよう。

仮に、心から望むべき仕事に就けなくても、「それに準じた」仕事に

就くことは可能だ。

音楽が好きな人はたくさんいるし、歌手になりたい人もたくさんい

が、歌手として食べていける人は、ホンのひと握りだ。

だが、音楽に関する仕事は、山ほどある

努力さえ怠らなければ、必ず、明るい道が見えてくる。

きっと、人生はバラ色になる。

そして、人生はあなたが思っている以上に、甘い


「本日のポイント」

「好きを、仕事に。人生は甘い。」


2021年2月17日

安川 典孝

2021年02月17日

「生き残りたかったら、勉強し続ける」

「生き残りたかったら、勉強し続ける」

それがどんな分野であれ、生き残っていきたかったら、勉強し続ける

ことだ。

これに尽きる

2019年末から、世界を震撼させている、新型コロナウイルスの蔓延

によって、これまで漠然としていた、世界の危機が、完全に可視化

された。

また、飲食業、サービス業を中心に、計り知れないダメージを受け、

うまく工夫していかないと、生きていけない、食べていけない時代が

到来した。

こんな時にできるのが、真の「勉強」である。

「勉強」というのは、何も机上の学問だけではない

「見ること」、「聞くこと」をすべて勉強と解釈すれば、得るものは

格段に大きくなる。

特に、学生だけでなく、社会人の間では、勉強しているか、勉強して

いないかは、のちに「雲泥の差」となってあらわれる。

そう、新型コロナウイルスの蔓延によって、「生き残れる人」と、

「生き残れない人」の二極化がはっきりした。

では、「生き残っていく」には、何を優先して勉強すべきか。

学生であれば、目の前の勉強はもちろんだが、「危機の時代」の

対策として、何かの資格試験に打ち込むのも、おおいに推奨される。

英語が得意な方は、まずはTOEICであろう。

筆者も、「危機の時代」に備えて、大学時代にTOEICは、スコア

810まで取得した。

社会人であれば、自分の従事する仕事の勉強はもちろんのこと、

「中学5科の総復習」が望ましい。

いや、数学と英語に関しては、高校卒業程度まで勉強していくことを

オススメする。

例えば、「歴史」に関しては、基本的な事項であれば、「中学歴史」の

おさらいをすれば、十分だ。

「歴史」というのは、人間がもう繰り返してはいけないこと

記載の連続であるので、「失敗の連続」から、いろいろ学ぶことが

できる。

数学と英語に関しては、中学レベルにとどまるのは、もったいない

数学に関しては、より高次な、論理的思考を鍛えるに越したことは

ないし、英語に関しても、やはり高校卒業レベルまで身につけて

いないと、この、ますます進む、グローバル社会では通用しない

そう、「危機」の時代こそ、勉強に読書だ。

この「巣ごもり」期間に、勉強してきた人と、ただ漠然と、のんべん

だらりと時間を浪費してきた人とでは、のちに雲泥の差が出るのは、

火を見るよりも明らかだ。

どちらが正しくて、どちらが間違っているというのではない。

ウィズコロナ、アフターコロナで、自分が「どの側の人間」で居たい

だ。


「本日のポイント」


「勉強を続けて、生き残る」

2021年2月15日
安川 典孝

2021年02月15日

「外国語習得法②」

「外国語習得法②」

先日の記事では、

「1つの教材をひたすら繰り返す」ことの重要性について述べた。

今回は、その中でも、「単語の暗記法」について綴っていきたいと

思う。

それがどんな言葉であれ、単語の習得は、すべての語学の基礎となる。

いきなり文法事項の学習から入っても、単語の定着がままならない

と、語学のチカラの向上はあり得ない

では、どうすれば、単語の定着が望めるか。

まずは、単語と、その単語の意味を、ノート等に書き出すことである。

よく、市販の、リング型の単語暗記ツールを使っている方を見かける

が、どうせリング型の単語暗記ツールを使うのなら、紙の大きさの

大きいものがいい。

単語は、例文を掛け合わせて覚えると、効果抜群なので、ぜひ、

単語だけでなく、その意味と、例文まで記載できるリングノートを

使った方が良い。

ある程度、「書く作業」で、頭に定着させたら、次は、ひたすら、

「見る」ことだ。

「見る」と言っても、ただ漠然と眺めるのではなく、できるだけ

「接触回数を増やす」ことだ。

先述のリングノートであれば、少しでも空き時間があれば、何回も

見直そう

一度、意味を理解してしまえば、あとは、いかに「接触回数」が

多くなるかで、単語の定着力は決まる

細切れの時間であったとしても、その時間をうまく活用して、

1日、2回、3回と、その単語に触れることによって、定着率は

大幅に上がる

それから、「見る」だけでなく、「声に出して読む」ことも、

非常に大切だ。

人間は、五感をフル活用すると、知識の定着に非常に効果的なのは、

もはや、言うまでもないので、積極的に、「読み上げる」作業を

取り入れていこう。


以上、単語の学習法について述べたが、極めてオーソドックスなもの

だ。

「書く」、「見る」、「読む」、これを繰り返す以外に、単語力の向上は

あり得ない

学問は常に、「王道を行く者」が強い

単語さえマスターしておけば、あとは会話になっても、カタコトでも

理解してくれることが多い。

単語もままならないと、伝えたいことも、うまく伝わらない。

語学を学ぶには、まずは「単語力ありき」だ。

「本日のポイント」

「まずは、単語力ありき」

2021年2月13日


安川 典孝

2021年02月13日

「外国語習得法①」

「外国語習得法①」

外国語を習得したいと思う人は多い

何を隠そう、筆者もその1人である。

昨年、2020年は、まさしく「コロナイヤー」となり、海外へ

旅行したり、海外へ留学することは、非常に難しくなった。

ビジネスパーソンも、海外出張などは激減したかと思うが、

オンラインでの会議が目まぐるしく普及し、もはや外国語の

需要はなくなるばかりか、ますますその需要は白熱している。

さらに、インターネットもますます普及し、外国語、特に

リンガフランカ(国際共通語)となる、「英語」での読み書きができる

かは、この情報化社会において、大きな差別化要因となっている。

そこで、これから数回は、稚拙ながら、筆者が独自に研究を重ねて、編み出した、

外国語の勉強法について、綴っていきたいと思う。


まず結論から申し上げると、今の時代、どんな外国語も、「独学」

できる

これだけインターネットが発達し、もはや、座学や、対面での

語学レッスンなどの意味が薄らいできた

YouTubeなどでも、効果的な外国語学習法は、いくらでも公開され

ているし、ハウツー本も多数、出版されている。

そんな中にあっても、やはり、語学は「積み重ね」の要素が非常に

強いので、良質な問題集なり、参考書を繰り返すことに尽きる


人の英語力は、本当にさまざまなので、具体的な教材名を挙げるのは

控えるが、例えどんなレベルにあっても、

「1つの教材を、何回も繰り返す」

ことが、上達への近道である。

それこそ、そこに出てくる英単語、表現、文保事項をすべて盗むつもりで、1つの教材に集中していくと、驚くほど得るものが大きい。

「教材の浮気」ほど、上達を阻害してしまう要因は、無いくらいだ。


例えば、英単語帳であれば、できるだけ、「収録語数が少なく」

かつ、「例文の充実している」ものを選ぶ。

文法の本であれば、できるだけ「記載事項が簡潔」で、「薄いもの」

を選ぶ。

リスニングの教材であれば、比較的、「速度も早過ぎず」、単語も、

「そこまで難しくない」ものを選ぶ。

そして、いったん教材を、これと決めたら、「教材の浮気」は禁物だ。

徹底的に、1冊をやり抜こう

具体的な学習法については、また次回の記事に回すとして、徹底した

スタイルを貫くことだ。

「本日のポイント」

「教材の浮気は禁物」

2021年2月11日

安川 典孝

2021年02月11日

「記憶が記憶を呼ぶ」

「記憶が記憶を呼ぶ」

筆者は、比較的、年齢の割には、物忘れが激しく困っていた

時期があった。

また、何回か述べているが、筆者のブログの読者様には、若い学生

さんも多いので、今回は、「記憶力の鍛え方」について、綴りたい

と思う。

まず、人間の「記憶力」というのは、ある程度、アプリオリに決まっ

ている。

受け入れたくない事実だが、みんな平等の記憶力であったなら、

学歴格差など、最初から存在していない

記憶力はアプリオリに、確かに決まっているが、だが、記憶力は、

訓練次第で、「増強させる」ことができる。


では、記憶力の最も手軽な増強法とは、何か。

それは、「思い出す」時間を多くすることだ。

著名な落語家が、昔、述べていたが、落語の内容は、やはり、記憶す

るしかない

台本を読みながら、落語をすることなど、できないのだから。

そこで、記憶力を鍛えるために、普段から、「思い出す」練習

しているのだという。

思い出すのは、何も、落語に関することだけではない

簡単な日記をつけ、その日の朝食、昼食、夕食を、メモ程度に

思い出して、つけていくのだという。

この作業だけでも、長く続けていると、大幅に記憶力が増強される。


今はどうか知らないが、筆者が新卒で入社した銀行では、業務内容

メモすることが禁じられていた

その、メモしたものが、何かの形で流出した場合、組織の機密事項

漏洩となるからだ。

よって、筆者は、「記憶術」に頼るしかなかった。

「記憶術」といっても、魔術のようなものではなく、筆者の場合、

使っていたのは、「思い出し」と、「紐づけ」だ。

「思い出し」は、その名のごとく、聞いたこと、見たことを、

思い出す作業だ。

あまり頻繁にこれをやると、プライベートでも仕事のことが頭から

離れなくなり、夢にまで仕事のことが出てくるようになるので、

「リフレッシュ」、「息抜き」の時は、基本的に思い出さない方が

良い。

筆者の場合、毎週末のカラオケが息抜きだったので、その時は

徹底的に、歌うことに専念していた。

リフレッシュの時以外、例えば、歯磨きや用便、通勤時などに

「思い出す」作業をしていると、とても効果的である。


記憶術のもうひとつは、「紐づけ」である。

これは、特に難しい記憶法ではなく、例えば、銀行員時代の話に

なるが、カルトン、という、お金の入れ物があるのだが、

この作業の時には、カルトンを縦向きに置く、この作業の時には、

斜めに置く、といった具合に、自分の行いたい作業と、覚えたいもの

を「紐づけ」するのである

これが意外に、効果が高いものであった。

「この作業をする時はこうする」、と、自分なりに決めてしまうと、

意外にも、物事を覚えられるのだ。


要は、記憶力に生まれつきの差はあっても、それを生かすか、生かさ

ないか、鍛えるか、鍛えないかで、のちに人と大きな差がつく。

「記憶は記憶を呼ぶ」

ことを頭に置いて、ライバルたちに差をつけよう


「本日のポイント」

「記憶力で差別化を図る」


2021年2月10日

安川 典孝

2021年02月10日

「オマージュの天才」

「オマージュの天才」

「オマージュ」という言葉をご存じだろうか。

芸術などの分野でよく使われるが、「敬意を表した、模倣」

ことである。

「オマージュ」と言えば、聞こえはよく、カッコイイかもしれないが、

簡単に言えば、「パクリ」のことである。

ヒトからでも、モノからでも、「パクッていく」ことは非常に大切で、

「パクり」なしに、自身の向上はあり得ない

ビートルズのジョン・レノンに至っても、

「オレたちは、パクりの名人だ」

という名言を残しているし、

坂本龍一氏に至っても、

「作曲で、オリジナルは5パーセント程度で、残りの95パーセント

は、オマージュです」

といった類の言葉を発している。

また、会社員経験のある人なら、新卒や転職したての頃は、

「先輩から盗め!」といった類の言葉を聞かされてきた人も、

非常に多いと思う。

何を隠そう、筆者のブログに至っても、

「オマージュ」、そして、「我田引水」の繰り返しである。

もし筆者のブログが、「純度100パーセント」でオリジナルであっ

たとしたら、筆者はとっくに、ベストセラー作家で大金持ちか、

ノーベル文学賞受賞レベルであろう。

それほどまでに、文学や音楽、芸術において、「オリジナル」という

のは、格段に難しい


筆者のブログの読者様には、学生さんも多いので、学生さん向けの

アドバイスもさせて頂くと、本気で成績を伸ばしたければ、

ヒトから、書物から、パクってパクって、パクりまくることだ。

自分より成績優秀な生徒は、どんな勉強法をしているのか。

勉強時間はどのくらいか。

いや、その程度のパクリでは、まだまだ甘い

オススメは、「合格体験記」などを、虚心坦懐に読み込んで、勉強法

などを、徹底的にパクるのだ。

「合格体験記」などには、いかに自分が優秀か、選ばれし存在か、

という自慢を書いているものも多いが、本当に読み手のことを考え

知恵を絞って、いろいろ教えてくれているものも多い。

後者の類の合格体験記を見逃すことなく、虚心坦懐に読み込んで

パクっていけば、成績の向上もしやすい


学生でも社会人でも、主婦でも、「パクりの天才」には、敵わない

何においてもそうだが、「完全なオリジナル」などは、存在しない

必ず、どこかの誰かが、同じようなことを考えている。

要は、それを、実行するか、しないかだ。

あの、ビートルズも、坂本龍一氏も、パクりを公言している。

筆者を含めた、「凡人」たちが、パクりをしない手は無い

 


「本日のポイント」

「オマージュの天才たれ」


2021年2月9日


安川 典孝

2021年02月09日

「基礎基本に集中」

「基礎基本に集中」

それがどんな分野であれ、「基礎基本」を大事にすることは、とても

重要なことである。

「基礎基本」がしっかりしていないと、あなたが、よほどのセンスの

持ち主でない限りは、土台がグラついてしまうので、物事はうまくは

いかない

読書に関しての、「基礎基本」とは、一体、なんだろうか。

高等な語彙力を身につけることだろうか。

先日の記事で、「入門書3冊読み」の提案をしたが、もっと

「基礎基本」に立ち返って、「マンガの入門書」から入るのが、

読書においての、「基礎基本」だ。

いや、マンガでなく、絵本に立ち返ってもよい。

意外と、しかし当たり前の話だが、少年少女向けマンガや、絵本の

作者は、「子供」ではない

優秀な頭脳の大人たちによって、作られたものである。

筆者のブログのように、文章だけの羅列ではなく、多彩なキャラクタ

ーが、絵で描かれていたり、ストーリーも、かなり知恵を絞っている

マンガや絵本が多いから、読書に苦手意識のある方は、ぜひ、

マンガや絵本から「入門」することをオススメする。

世に出ている「入門書」の中には、「入門」の仮面を被っているだけ

で、実際には、その道の専門家にとっての「入門書」のように、

小難しい言い回しや、そもそも理解するのが難しい入門書も多い。

その点、マンガや絵本であれば、大の大人であれば、理解に苦しむ

ようにはできていない


特に、マンガや絵本で学ぶのにオススメなのが、「歴史」と「道徳」

だ。

「歴史」に関しては、とても率直に申し上げると、中学歴史程度の

知識すら抜け落ちている大人が、大多数ではないだろうか。

筆者もかつては、その一人だった。

その為、小学校高学年から、中学生向けの歴史マンガで、一気に

歴史を学びなおした

筆者は現在、進学塾の5科講師と、家庭教師もしている為、歴史に

関しても、多少の自信はあったのだが、あまりに知識の欠落部分

多いことに気づかされ、愕然とした

同時に、学習マンガのレベルの高さに、心底、感心した。

学習マンガは、歴史の他に、国語の「古典」バージョンも多く

出ているので、気になった方は、どうぞチェックして頂きたい。


また、「絵本」については、人類普遍の「道徳」を、平易な言葉と

イラストで物語ってくれる。

「絵本」は、大人こそ楽しめるもので、そのクオリティーを侮って

はいけない。

多くの絵本に描かれているのは、「生きていく上で、大切なこと」

であり、子供が読んでも、もちろん、ためになるのだが、大人が読ん

でも、得るものは非常に多い

「基礎基本」に立ち返ることは、決して恥ずかしいことではない

読書においての「基礎基本」は、「マンガ」と「絵本」だ。

すべての「積み重ね」は、そこから始まる


「本日のポイント」

「迷ったら、マンガと絵本」


2021年2月7日


安川 典孝

2021年02月07日

「社会人こそ、哲学を学ぼう」

「社会人こそ、哲学を学ぼう」


「哲学」と聞くと、どこか小難しい印象を与える。

敬遠されしまいがちなのも、よくわかる。

しかし筆者は、社会人こそ、心して哲学を学ぶべきだと思う。

概して、人間には悩みが尽きないものであるが、人の抱えている悩みは、太古の昔から、実はたいして変わっていない

社会人においては、
「人間関係がうまくいかない」、「失業した」、「給料に不満」、「上司が厳しい」、「部下が思うように育たない」、「転職したい」、「独立したい」などが主に考えられるところではないだろうか。

これは、現代に始まった悩みでは無いはずだ。

そう、あのソクラテスの時代から、集団で仕事をする人々は、誰も彼もが悩んでいたことである。

かといって、いきなり、ユングやカントの哲学書に触れるのは、少し違う

哲学の「入門書」こそ、「最高の人生相談窓口」である。

言いまわしこそ小難しいものの、人間の抱える大抵の悩みには、哲学の先人たち答えを出してくれている。

現代人の悩み、ストレスの多くも、かつて哲学者が哲学していた本質の域を出ることは少ない

 今こそ、哲学を学ぶ絶好の機会なのである。


あの、経営学の巨匠、ドラッカーの書物に至っても、実は極めてシンプルな、「原理原則の繰り返し」である。

激動の今だからこそ、過去の叡智に触れ、未来への活路を見出すべきである。

哲学の入門書は、それにうってつけである。

さらに、複数の哲学者の思想に触れることで、よりディープな複眼的な思考を得ることができる。

新聞もそうだが、1紙の言うことだけ鵜呑みにしていると、必ず、思考に偏りが生まれる。

また、ネットニュースにばかり頼っていると、特定の物事を大きくとらえてしまいやすくなる。

ひいては、ヘイト系の思想も生みやすくなる。

いわゆる、ネットの持つ、「プリズム効果」である。

この、コロナ渦中の今、社会人こそ、哲学の入門書で、複眼的かつ論理的思考を身につけ、明日を切り開くひとつの手段を手に入れたいところである。

厳しい言い回しだが、過去から学べない人は、きっと何からも学べない

「本日のポイント」

「哲学を学んでみよう」


2021年2月6日


安川 典孝

2021年02月06日

「そもそも人生は、うまくいかないものだから」

「そもそも人生は、うまくいかないものだから」



「隣の芝は青い」という言葉がある。

自分のものより、他人のもの、ことの方が、よく見えるということだ。

結局のところ、人生など、思い通りにいくはずも無い

しかし、「思い通りにいっていそうな」人を見ると、人間はどうも、

ジェラシーを燃やしてしまう。

「人生は、そもそもうまくいかない」と思っていると、多少なりとも、

気持ちが楽になりやすい。

人生は、誰しも「1回きり」、そして、人生は「予習不可能」である。

いや、1回きりで間違いはないが、正確には、「予習は可能」である。

では、どうすれば、人生の予習ができるか。

それには、「本を読んで」、様々な人の生き方を、「自らにインプット

すること」だ。

様々な人の生きざまに触れることで、他人の人生の代理体験ができ

る。

読書はやはり、人間にとって、「超重要」なのだ。

そうして、代理体験を積んでいって、予習していくことによって、

より、人生を豊かなものに、そして、できるだけ、成功に近づく

ことができる。

そもそも、人生など、うまくいかないものであるが、読書を通して、

より、人生の失敗を小さなものにすることができる。

同じ、1回きりの人生であれば、やはり、失敗による傷口は、小さい

方が良い

また、人生のどん底、もうツラくてツラくて、しょうがない時にでき

るのも、やはり、読書だ。

もう、人生、終わりにしてしまいたい、何もかもが、どうでもよい、

という時に、運命の1文に出逢える確率は高い

何を隠そう、筆者も、どん底なら何度も味わってきているので、

そういう時に、腐らずに読書を続けていると、やはり、「運命の

1文」に出逢えたりするのだ。

その1文が、人の人生を大きく動かすことは、よくある話である。


人生は、確かに、うまくはいかない

ただ、読書をして、うまくいくように、「努力」はすることができる。

その努力を、怠ったか、怠らなかったで、のちに大きな差がつくのは、

言うまでもない。

せっかくなら、「人生の努力組」に入ろう

「人生の勝ち組」、「負け組」など、誰がそんな言葉を作ったかは

知らないが、くだらない表現である。

しかし、「人生の努力組」に入ることなら、今日からでもできる。


「本日のポイント」

「人生の努力組に加わる」


2021年2月5日

安川 典孝


2021年02月05日

「清濁併せ呑まなくていい」

「清濁併せ呑まなくていい」

「清濁併せ吞む」という言葉がある。

デジタル大辞泉によると、

「度量が大きく、善も悪も区別なく受け入れる」

とある。


しかし、筆者個人は、この言葉が、あまり好きではない

「清いものだけ取り入れる」ことに美学を感じるのだ。

それは、人間関係においても、モノに関しても、ありとあらゆる

すべてである。

「清いもの」と、「汚れたもの」、その両方を取り入れても、

確かに、「中和」されて、害はなくなるのかもしれない。

しかし、がん細胞と同じで、「悪」が一度はびこると、なかなか、

その根を根絶するのは難しい

これは何も、人体にのみ言えることではない。

組織もこれと同じで、ひとつのがん細胞から、その組織が崩壊へと

向かうことは、本当に多い。

甕の水に例えると、完全無欠な甕を作ったとしても、ちょうど、

1ヶ所でも割れ目ができると、そこからすべて漏れ出てしまうよう

に。

また、コップ1杯の水に例えても、1滴の毒を盛っただけで、その

コップの水が、毒杯に変わってしまうように。

要は、「清濁併せ吞む」ことは、想像しているより、危険な行為なの

だ。


自分の中で、「毒になるもの」、「害になる」と判断したものは、

即座に拒絶していい。

それは、人体においても、精神面においても、人間関係においても、

ありとあらゆる場面においてである。

筆者も、人間関係においても、

「この人といると、なんかいい気がしない」、

「この人といると、すぐに悪口や陰口に話を持っていかれ

る」

と判断した場合には、即座に距離を置かせてもらっている。

それらに付き合うことは、筆者の精神衛生上も、とてもマイナス

なのだ。

加えて、物事においても、「これは自分にとって、害になる」と判断

した場合には、即座に中座させてもらっている。

やはり、人生は「有限」である。

せっかく有限なのだから、自分の人生くらい、

「好きなこと」、「清いこと」で埋め尽くそうではないか。

「嫌いなこと」、「汚れたこと」に構っている時間は無い


「本日のポイント」

「清濁併せ吞まない」


2021年2月3日


安川 典孝

2021年02月03日

「手書きはがきの極意」

「手書きはがきの極意」

 

筆者は7~8年前に、手書きはがきに関する書籍を読み漁った時期があった。


それらを総括すると、

「手書きはがきは、このデジタル時代において、大変に人の心を打つものである。
そしてその、手書きはがきの効用は、ビジネスにも十分応用できる

というものである。


手書きはがきといっても、
「いつ、誰に書いたらいいかもわからないし…」
という声が聞こえてきそうだが、
答えは簡単で、
「書きたい時に、書きたい人に書けば良い」


最近は情報規制が厳しくなっているのかもしれないが、筆者の時代には、卒業アルバムなどに、恩師たちの住所が載っていた。


その住所をもとに、

「最近はいかがですか?
私の方は…」

と、一歩、踏み進めて、中身はなんでも良いから、綴ってみることだ。


懐かしい相手から、手書きのはがきをもらった相手は、きっと狂喜するだろう。


そう、手書きはがきの最大のメリットは、
「相手を喜ばせること」
なのだ。


筆者の場合、余計な時候のあいさつなどはすべて省き、いきなり本題から入っている。


使用するのは、太めの油性ボールペンで、太く大きな字の方が、相手にパワーを届けることができる。


筆者も、手書きはがきを始めてから、かつての恩師たちと再び連絡を取れるようになり、
時には人生相談に応じて頂いている。


また、取引先の金融機関の担当者に暑中見舞いを送ったのがきっかけで、酒を飲みにいく間柄になったこともある。


別に、恩師でなくても構わない。


社会人であれば、名刺交換した方に、
先日のお礼を述べるだけでもよい。


ポイントは、すべての手書きはがきにおいて、
内容は深入りせず、「ありがとう」などを伝えるまでに留め返事を期待しないことだ。


今のSNSのように、返信を強要するものでもないところが、またよい


筆者の場合、はがきは50枚、100枚単位で購入していて、
何か動きがあった折には、
「書きたい相手に、書きたいように」書いている。


初めは、たった三行からで構わない。


あなたも、手書きはがきで、「ありがとう」を伝えることを初めてみてはいかがだろうか。



このデジタル時代において、手書きはがきを書く習慣のある人物など、
1000人に1人程度であろう。


逆を言えば、手書きはがきを続けることで、
1000人に1人の存在になれるのだ。


これを習慣化しない手は無い。


「本日のポイント」

「手書きで、ありがとう、を伝えよう」


2021年2月2日
安川 典孝

2021年02月02日

「贈り物は、形を変えて戻ってくる」

「贈り物は、形を変えて戻ってくる」

昔、某雑誌で読んだことを、今でも鮮明に覚えているのだが、富裕層の人間ほど、
「プレゼント魔」
で、なにか、ことある度に、「人にプレゼントを欠かさない」と言う。


もちろん、「お金をたくさん持ってるから、他人にたくさんプレゼントできる」、という理屈も成立しそうだが、本当のところは、そうでもないらしい


「プレゼント魔」
に象徴される、
「マメで義理がたく」
「他人に喜んでもらいたい」
という性格こそが、
「プレゼント魔」を
お金持ちに引き上げるのだ、とその雑誌は結論づけていた。


つまり、プレゼント魔は、「相手が喜ぶこと」が大好きであり、その、マメで義理がたい性格こそが、会社で出世へと導いたり、起業で成功へ導いたりするのであるという。


さらに、
「プレゼント魔」
である、富裕層のほとんどが、
「相手にあげたプレゼントは、形を変えて、どこからか自分のもとへ帰ってくる」、感じがするというのだ。

これは、筆者もなんとなく共感できる


筆者は決して、富裕層ではないが、親しい人へのプレゼントは欠かさないようにしてきた。


単純に、自分の株を上げたいとかからではなく、「相手の喜ぶ顔を見たい!」というのが本望である。


堀江貴文氏も、著書の中で繰り返し述べているが、
「Give and give and give」
の精神でよいのだと言う。

「Give and take」
で「相手から搾取しようとする」よりも、
「与え続ける」
ことで、
「与えられる」
のだ。


科学的根拠はないが、世界というのは、そういうものなのかもしれない。
「Give and give and give」
の精神なら、今日からでもできる。


「本日のポイント」

「与え続ける、精神で」


2021年2月2日
安川 典孝

2021年02月02日

「コロナ禍貯蓄法②」

コロナ禍貯蓄法②


先日に続いて、「コロナ禍貯蓄法」のお話。

この度の、新型コロナウイルスの蔓延による、コロナ禍で、貯蓄の大

切さが身に染みた方は、非常に多いと思う。

今回は、前回の「コロナ禍貯蓄法」に続いて、コロナ禍における

「貯蓄の方法」について、綴っていきたいと思う。

まず、預金を、銀行の「普通預金」に積んでいる方は多いと思うが、

下手な投資に手を出すよりは、こちらの方が「格段に安全」だ。

銀行の預金は、「預金保険制度」で、一定額までは、きちんと守られ

ている為、預金があまり高額にならない以上は、銀行の普通預金が

一番、安全だ。

銀行などでは、「投資信託」などを勧めてくるが、あまり安易に、投

資信託などに手を出してはならない

基本的に、これらは「リスク商品」であり、当然ながら、儲けを得る

時もあれば、損失を被る時もある。

「変動幅」のあるものに関しては、やはり、金融機関や投資機関など

が得をするようにできているのである。

かと言って、このご時世、「タンス預金」も、なにかと「物騒」だ。

「物騒」であるだけでなく、「税務署の調査」などに引っかかる可能

性もある。

やはり、預金はきちんと、「金融機関」に預けるべきであろう。


「預金の大切さ」、それに伴い、「副業」をすることがオススメなのは、

前回の記事でも述べたが、今回は、だからと言って、

「安易に投資話にのってはいけない」、と述べたい。

「投資」である以上、必ず「リスク」はつきものだし、「誰かが得を

して、誰かが損をするように」できている。

怪しい投資話に引っかかりたくなければ、やはり、「本」を読んで

勉強するべきだ。

本はやはり、最強の、「知的武装」のツールである。

それもできるだけ、金融や、経済がらみの本を読むのが良いと思われ

る。

詐欺師と、詐欺に遭う側の関係と同じで、怪しい投資話に騙されたく

なければ、やはり、「勉強」することだ。

「勉強」することで、「詐欺の手法」、「心理操作術」などに詳しくな

り、より、騙されにくくなる

詐欺師は、よく本を読んで、「人身掌握術」や、「心理操作術」を学んでいる。

であるのならば、「詐欺師以上」に本を読んで勉強して、「知的武装」

をしよう。


要は、儲け話には、必ず「裏がある」と考え、そういった類の話とは、

「距離を置く」ことだ。

愚直に普通預金をコツコツ貯めている人には、かなわないのだ。


「本日のポイント」
「愚直にコツコツ預金する」



2021年1月31日
安川 典孝

2021年01月31日

「コロナ禍貯蓄法」

「コロナ禍貯蓄法」


先の見えない、対ウイルスとの闘いが進んでいる。

サービス・飲食業を中心に、企業はどこも疲弊し、大幅な人員

削減、給与の減少が見られる。

また、転職したくても、次の転職先が簡単に見つかるわけでもなく、

経済的にも、非常に厳しい時代が到来した。


多くの方が、「貯蓄」の大切さを、身に染みて感じたのではないだろうか。


普段から、貯蓄に励みたくても、なかなかできない方も多い。

今回は、そんな、「貯蓄」が苦手な方のために、記事を綴ろうと思う。


まず、貯蓄をするには、2通りしかない。

「収入以上のお金を使わない」か、「支出以上の収入を得るか」である。

「収入以上のお金を使わない」、貯蓄法の場合、普段からの倹約

やはり必要となる。

現在の支出状況をよく見直し、削れる部分は、削ってゆく。

事実上、副業が難しい場合には、この方法しかない


その場合、オススメなのが、給与の4分の1ほどを、銀行などの

定期積立にしてしまい、強制的に貯蓄してしまうことだ。


人間は「欲」の動物なので、お金が手元にあったらあったで、

モノ・サービスが欲しくなってしまう

そこで、銀行口座から強制的に、給与の4分の1ほどを、貯蓄に回し

てしまうのだ。


給与の4分の1ほどを貯蓄に回すということは、実質、毎月の給与の

4分の3で生活するしかないということだ。

これは、なかなか厳しいものがある。

手取り20万円の方であれば、その4分の3なので、月15万円

での生活となる。


置かれている状況にもよるが、うまくやりくりしていかないと、

貯蓄どころか、急な出費で、赤字になる可能性もある。


そこで、筆者としては、ぜひ、「支出を抑える」より、「収入を増やす」

方向性で考えると、貯蓄がラクになる。


今の筆者自身が、まさにそれで、事務所事務員、塾講師、家庭教師、

そこにブログも含めると、計4つの仕事を担っていることになる。


筆者の場合、事務所事務員は、多少イやなところもあるが、教育と

執筆に関しては、それこそ、「好き」を仕事にしているので、

今の働き方が、全く苦になっていないし、むしろ、これからの世界

は、こうした「マルチワーク」が主流になるのではないかと見ている。


ひとつの会社、ひとつの仕事にとらわれている時代は、もう終わった

これからは、いかに自分が、「稼ぐチカラ」を発揮できるか、だ。

その為には、「副業」をうまく活用して、「収入を増やし、貯蓄に

充てる」のが、第1歩だ。


そこで、副業の選び方だが、やたらと労働時間が長くなる副業は、

やはり避けた方が良い。

本業あっての副業なので、体を壊していては、元も子もない

そこでオススメなのが、こうして、ネットを使った副業だ。

例えば、筆者のように、ブログを綴っていれば、そこに広告を

貼ることで、広告収入が得られる。

さらに、ブログの場合、パソコン1台とインターネット環境があれば、

基本的に、作業時間、作業場所を選ばない

もっとも、最近では、YouTubeに動画をあげる副業の方が主流にな

ってきているから、そちらにトライしてみてもよい。

要は、「ピンチはチャンス」で、コロナ禍で職を失ったり、給与が

減ったりしてしまったら、筆者のように、マルチワークを考えて

みよう。

それも、在宅か、在宅に近い形で収入を得られるのが、ベストだ。

時代の変化と共に、無くなる仕事もあれば、新たに出現する仕事も

ある。

よく、自らのセンサーを研ぎ澄ませて、これならいける!という仕事

を見つけて欲しい。

お読み頂き、ありがとうございます。

「本日のポイント」

「収入を増やす道を考える」


2021年1月29日
安川 典孝

2021年01月29日

「自分の人生など、自分で経営する」

「自分の人生など、自分で経営する」

自分の人生は、誰に指図されるものでもなく、自分で経営しなければならない。

これは、どんなに、「自分は自由じゃない」と思っている人にも、あてはまる

自由か自由じゃないか、などは、「自分の精神」が決めていることであって、「何かの束縛」があるのなら、そこから「抜け出せばいい」

抜け出すこともままならないなら、あなたの人生は、「精神的に終わっている」と思っていい。

どんな状況にあろうと、「自分の人生の舵は自分で取るべき」だ。

そう、人生ではみんな、それぞれが、「自分の人生の経営者」なのだ。

「自分らしく」生きたいと願うのなら、これは絶対に心しておかねばならない。

みんながみんな、「自分の人生の経営者」なのであれば、当然、「経営に必要な知識」は、知っておかねばならない。


その過程で、最も近道となるのが、やはり、本を読んで「自分の人生の経営術を学ぶこと」だ。

それはなにも、経営学や自己啓発書などのみではない

小説やマンガ、その他、ありとあらゆるジャンルの本から、どんどん、自分の人生の経営術を学んでいくべきだ。


本を読んで、自分の人生の経営術を身につけた人は、やはり強い

筆者とて、23歳の頃から、自腹を切って1400冊を読んできて、確実に人生が変わった

少なくとも、平凡なサラリーマンからは、抜け出すことができた。

「…って言っても、自分の経営術なんてわからないし…」

という方にオススメなのが、
ドラッカーの、
「仕事の哲学」
である。

タイトルはちょっとカタイし、内容もちょっとカタイのだが、
驚くほど、「基本の原理原則の繰り返し」である。

人生の経営に必要な原理原則を、言葉を変えて、繰り返し、語りかけてくれる。

それから、この、
「仕事の哲学」
と同等か、それ以上にオススメなのが、
「古典」
の熟読である。

古典については、佐藤優氏の、
「世界の古典 200冊」
という、古典のブックガイドを見て頂き、気になったものはご購入頂きたい。

古典というのは、いにしえの頃からの、
人間の「普遍的真理」が書かれている。

古典に触れることで、人生の艱難辛苦に打ち勝ち人生の真理に触れることができる。

人生の真理に触れたら、あとは失敗を恐れずに突き進むことだ。

 

そして、自分が自分の人生の「経営者」ゆえ、内面への投資だけでなく「外見への投資」も必要である。

筆者のファッションの、「押し出し」のひとつとなっているのが、
「洗える日本製ハット」
である。

ハットは、なかなか、かぶっている人が多くないだけに、かぶっていると、それだけで、なかなかの威厳が出る。

消防士や警察官が帽子をかぶっているのも、安全面のみでなく、「威厳の為だ」、という説もある。

一般的なキャップより、ハットの方が、よりカッコよく見える。

ハットも、高いものだと、10000円を越えたりするが、筆者オススメの、
「洗える日本製ハット」
は、4000円もしないで買える。

ハットのみでなく、ニットベストやダウンベスト、その他アクセサリーと組み合わせると、
だいぶオシャレ度が増す

人生一回しかないから、オシャレもとことん楽しんだモン勝ちだ。

「押し出し」をどんどん持って、人生を楽しんでいこう。


「本日のポイント」

「人生1回きり」


2021年1月28日
安川 典孝

2021年01月28日

「夢を持つということ」

「夢を持つということ」


夢を持つ期限に、年齢制限などは存在しない

何歳からでも、夢を持つことは可能だ。


ただし、先日の記事でも綴ったが、その夢が、「自分の実力的に」

そして「客観的に見て」実現可能な夢かどうかを、よく見極める必要

がある。


例えば、居酒屋や料理店などは、このコロナ禍であっても、開くこと

十分に可能だ。

ただし、テイクアウトメニューを増やしたり、開店時間を社会情勢

にうまく合わせる、などの工夫は必須だ。

さらに、料理の腕前、接客態度なども、日々勉強していくことも

必須である。


資金的に厳しければ、先行的に銀行から借りてしまう手もある。


要は、夢の実現のために、時間を失っている方が、よっぽどの

機会損失なのだ。


夢の為の貯金は、大変、素晴らしいことだが、貯金にはキリが無い

100万円貯めれば、今度は200万円の方が安全な気もするし、200万円貯めれば、やはり300万円の方が安全安心な気がする。

貯金は多ければ多いほど、いいというものではなく、お金があったら

あったで、いろいろなことに手を出して、かえってお金を失う可能性

だってある。


お金は、「目的」ではなく、「手段」なのだ。


先述の、居酒屋や料理店の例をとってみても、目的が金儲けであって

は、やはりどこかで、うまくいかなくなる


どこかの政治家ではないが、「お客様ファースト」で、

人に、自分の料理を通して、「喜んでもらいたい」「幸せになっても

らいたい」、というマインドの人に、お金は集まるし、結果的に

成功者となれるのだ。


いつでも、「他人中心主義」でいよう。


「本日のポイント」

「利己的な夢ではなく、他者の為の夢を」


2021年1月25日
安川 典孝

2021年01月25日

「読書ノートを作ることについて」

「読書ノートを作ることについて」


筆者のようなブログを綴っていると、高確率で、

「読書ノートは作った方が良いのか」

という質問を受ける。

それに対しては、「根気」と「粘り強さ」があれば、作った方が

良いですよ、とお答えしている。


例えば、巷にあふれる、「読書術」の類の本では、A4用紙1枚程に、

その本の要約をまとめていく、というものが多いように見受けられ

るが、筆者はあまり、オススメしていない

要約作業も、確かに脳みそをフル回転させる作業なのだが、

昨今のビジネス書などでは、要点がチャプターの終わりに、うまく

まとまっているものも多いので、そちらを活用した方が良いかと

思う。


それよりオススメなのが、「本の抜き書き」である。

かなり、時間と労力が要るが、本を読んでいて、心を打たれた箇所

これはノートに書き留めたいな、と思った箇所を、ノートに書写

していくのだ。

使うノートは、モチベーションの面でも、モレスキンなどの高級品

良いと思われる。

根気強く、この「抜き書き」作業を続けていれば、やがて自分自身の

バイブルが出来上がるのだから、ノート1冊に3000円ほどをか

けるのも、悪くはない


筆記具にも、それなりのこだわりを持つべきだ。

高級ボールペンや、高級万年筆を使うと、よりモチベーションアップ

につながるだろう。

色も、黒だけではなく、などで書いてみても、良いかもしれない。

実は筆者自身は、この「抜き書き」ノートを作成しようと意気込んで、

途中で挫折してしまったタイプなのだ。


繰り返すが、「根気」と「粘り強さ」そして、「時間」のある程度

ある方には、非常にオススメである。


文豪の、あるいは、人気作家の書体を、「そのまま真似る」という

のは、大変な勉強になるだろうし、のちに、「自分だけのバイブル」

という、とてつもない財産が出来上がる。


では、筆者のように、ものぐさな人間が、読書ノートを作りたい場合

は、どうすればよいか

基本的に、読書ノートは取らず、思うがままに、乱読していったら

よいと思う。


筆者はこれまで、生涯で約1400冊の本を「乱読」してきた。

ジャンルも本当に様々だし、「熟読」に値しないと思った本は、

すべて「速読」で済ませてきた。


ところが、これで、得るものも大きいのである。


筆者は現在、通常のビジネス書であれば、だいたい、30分で

読了することができる。

先述の、本の「抜き書き」を考えると、1冊の本の中で、だいたい

書写したい分量が、手書きで1時間ほどかかる分量であったと

したら、1冊30分の速読術を身につければ、その間に、「2冊」

読めることになる。


もちろん、読書は、早ければいいというものではない


ゆっくり読むことで、味わえる本もたくさんある。


どうしても読書ノートのようなものを作成したい場合は、

ポケットサイズのノートに、本の抜き書きや、感想などの

「走り書き」をオススメする。

「走り書き」であったとしても、読書の内容を記録に残すか

残さないかでは、やはり大きな差が出る。


要は、一般的な書籍で言う、「読書ノートの作り方」のような類の

情報を鵜呑みにせずに、自分の性格などに最も適した「読書ライフ」

を送っていくことだ。


読書ノート作成に躍起になって、本がキライになってしまっては、

本末転倒だ。


お読み頂き、ありがとうございます。


「本日のポイント」

「自分に適したノート作りを」


2021年1月24日

安川 典孝

2021年01月24日

「数学的思考のススメ②」

数学的思考のススメ②


以前の記事でも、「数学的思考のススメ」という記事を綴った。

今回は、さらに掘り下げて、綴っていこうと思う。


社会人の学び直しとしても、「中学数学」、あるいは「高校数学」の

学び直しは、人生において、大きな財産となる。


「高校数学」でつまづいてしまった方は、ぜひ、中学数学からやり直

すことをおススメする。


筆者はあまり、具体的な書名や教材名は挙げないようにはしている

が、ここでは例外的に、「中学数学」、について、2冊

ほど挙げさせて頂く。


まず1冊目だが、

「やさしい中学数学」(きさらぎ ひろし・学研プラス)

ダントツにオススメである。

辞書のように分厚いのだが、これ1冊で、中学数学のすべてが網羅

できる。

解説も非常に詳しく、この1冊を繰り返せば、学び直しには全く

問題ないレベルだ。


ご丁寧に、小学校算数の復習までついており、「完全無欠の」参考書

と言っても過言ではない。


残るもう1冊だが、

「東大の先生! 文系の私に超わかりやすく数学を教えてください!」

(西成活裕・かんき出版)

である。


内容がスッと頭に入ってきて、数時間で中学数学の総復習、および、

高校数学の分野も、少し学習できる。


「超わかりやすく」と謳っているだけのことはあり、誰が読んでも、

非常にわかりやすい構成になっている。


中学数学のおさらいとしては、この2冊で十分過ぎるくらいだ。


さらに深めていきたければ、高校数学の「チャート式」なども

オススメだ。

チャート式は、レベル別に色分けされており、最も難関なのが、

いわゆる「赤チャート」だ。


習熟度や、目的に応じて、使い分ければよい。


「中学数学」、「高校数学」をもう一度紐解くことで、「論理的思考

能力」が再度、養われる。


そして、その能力は、社会人が日々、生きていく上での、大きな

武器となる。


紹介した書籍以外にも、「やり直し」の教材はたくさん出ている

ので、ぜひ、ご自分で良書を発掘して頂きたい。


「本日のポイント」

「できれば高校数学までの、学び直しを」

2021年1月23日
安川 典孝

2021年01月23日

「賽は投げられた」

「賽は投げられた」


この言葉を、ご存じであろうか。

デジタル大辞泉によれば、

「事ここに至った以上は、もはや断行するしかないということ。」

とある。

1日1日を、この「賽は投げられた」のごとく生きてみると、

その充実っぷりが、また一段と変わってくるように思う。


昨今の、新型コロナウイルスの世界中の蔓延により、全くの

「安全」というものが無くなった

漠然としていた「危機」可視化されたといっても良い。

先の見えない、「対ウイルス戦争」が始まったのだ。


その為、老若男女問わず、1日1日を「真剣に」生き抜く姿勢が

重要視されてきた。


この、「非常事態」、「対ウイルス戦争」の時にできることと言えば、

やはり、「勉強」であり、「読書」だ。


それも、「仏典」、「聖書」などの「宗教学」や、「哲学」など、小説

やライトノベルより、「より重い」、「本格的な」読書ができる時代が

到来した。


第二次世界大戦中の最前線の兵士では、野営の夜などに、

よく読書をして過ごしたという。


「明日、自らの命が散るかもしれない」、そんな中で読んでいたのは、

「宗教学」や、「哲学」の本が多かったという。


「明日、死ぬかもしれない身」では、小説などは、頭に入ってこなか

ったのではないだろうか。

より、「死生観」や、「人間としての真髄」について書かれた本が、

最前線の兵士の間で読まれたのも、納得はいく


時は2021年、現在では、新型コロナウイルスとの戦争だ。


全世界での死者は、200万人を超え、いつ、我が身が罹患しても、

そして、死に至っても、おかしくはない


結局のところ、「賽は投げられた」で、「もう引き際もない」、

という覚悟で、毎日を生きるしかない。


有名な高僧の言葉に、「ひとっ時も無駄にするな」という言葉

がある。

人生は有限である。

であれば、ひとっ時も、無駄にしている時間はない


特に、若いうちは、遊ぶ間を惜しんで勉強すべきだ。

「若いうちの苦労もは、買ってでもしろ」

とのことわざの通り、「人生の早期段階」で、人より苦労をしておく

ことは、のちの人生に大きな、プラスの影響を与える。


早熟で成功してしまう人は、確かに本人の努力もあるが、生まれ持っ

「運」によるところも大きい


運に頼りたくなければ、若いうちから、苦労を買ってでよう。


その為の「努力」の手段として、読書はうってつけだ。


お読み頂き、ありがとうございます。


「本日のポイント」

「常に、賽は投げられている」


2021年1月21日
安川 典孝

2021年01月21日

「一旦、立ち止まり、振り返りの学習を」

「一旦、立ち止まり、振り返りの学習を」


とどまることを知らない、新型コロナウイルスの影響により、学校、塾などで、オンライン学習余儀なくされているお子さんたちが多いと思う。


最近のリモート学習はかなり進化しており、授業の下手な教師の質を、遥かに凌駕する講師の授業を、オンラインで受けられるようになっていて、オンライン学習がまださほど浸透していなかった時代に学生生活を送った筆者としては、うらやましくも思う。


しかし、今なお現役で、学習塾の講師をしている筆者としては、オンライン学習に関して、少し気がかりな点も多い。


数学や英語に関しては、やはり「積み重ね」の科目なので、
受け身で授業を聞いているだけでなく、必ず、「理解できていない箇所まで戻る」、作業が必須になってくる。


どんなに有名な講師の授業をオンラインで聞いたところで、
授業はわかりやすいかもしれないが、それだけで、学習能力は飛躍的には伸びない


「わかったつもり」になるのが、実は一番、学習能力の向上を阻害する


よって、はっきりさせると、
「有名大学卒」、「有名塾の看板講師」の授業を受けたからといって、聞いた時間に応じて、学習能力は比例しないし、
こうしたネーミングを売りにして、儲けを企んでいるところとは、距離を置いた方がいい。


大切なのは、「わからないところまで立ち戻る姿勢」であり、これを繰り返すこと以外に、英語や数学の力の向上はあり得ない


四則演算の怪しい学生に、その先をいくら説明しても、物にはならないだろう。


こうして今は執筆している筆者も、高校時代は現代文が非常に苦手だった。


高校生でもわかるような文体と内容であるはずなのだが、どうしても得点源にはできなかった


そこで、一般的な現代文の教材を少し離れ、いわゆる「ベストセラー」と言われる書物に触れることにした。


ベストセラーを軽く見るのは、自分がベストセラーの著者になってからすればいいのであって、ベストセラーには、必ずそうなれたエッセンスが多分に詰まっている。

その、濃縮されたエッセンスを、少しでも自分のものにしようと、ひたすら、ベストセラーを読み漁った時期があった。


その後しばらくして、現代文の成績が上がり、結果は「吉」と出た。


昨今では、新型コロナウイルスの影響で、在宅時間が皆、非常に長くなっている。


自宅学習においては、これを好機ととらえ、「急がば回れ」の姿勢で、「立ち戻りの学習」や、「基礎の基礎の徹底」を心がけてはいかがだろうか。


四則演算が怪しければ、恥ずかしがらずにそこまで戻ればいいのであって、一見、遠回りに見えても、必ずや自分の血肉となってくれる。


理科・社会に関しても、まとまった時間が取れるというのは、これまでの「横断整理」ができるチャンスだ。


これまで、ピンポイントにしか学習できなかった方にとっては、

チャンスの時期だ。


国語の勉強に関しては、とにかく、本を読もう

本を読んだ分だけ、あなたの人生は、豊かになる


お読み頂きありがとうございます。


「本日のポイント」

「勉強は必ず、原点回帰」


2021年1月20日
安川 典孝

2021年01月20日

「修養・和の心」

「修養・和の心」

新渡戸稲造、「修養」を読了した。

同じく、新渡戸稲造、「武士道」は、言わずと知れた、日本人

必読の書だが、この「修養」も、「武士道」と並ぶくらいに、

日本人の必読の書であると思う。


日本には、古来からの美徳がたくさんある。

例を挙げればキリが無いが、今はもちろん、存在しないが、

筆者が最大の美徳であると感じるのは、「切腹」である。

もちろん筆者は、現代における、自殺をほめのかしているわけでは

ないし、切腹をすすめているわけでもない


ただ、その、責任の取り方、自らの腹を切って自害することによって、

恥の始末や、責任を取っていった、最期の美学を称えているのである。


よりリアルな描写は、「武士道」にも書かれているが、あまりに描写

してしまうと、筆者もこういった類も、ニガテなので、この辺で

とどめておく。


なんとも美しい、最期の選び方のように思う。

「武士道」に出てくる描写を読んでいると、とても壮絶なのだが、

これ以上の美徳が、世界に存在するだろうか。


詳しくは、ぜひ、新渡戸稲造、「武士道」、そして、「修養」を紐解い

て頂きたい

やはり、日本人なら、必読の書だ。


いささか、切腹はオーバーな例であったが、今の日本人に、

「和の心」、「武士道精神」が失われていることは、確かだ。


中学校の教科書でも習うくらい、しきりに、「政教分離」が強調され、

「宗教教育」というか、「真の道徳教育」退廃しつつある。


新渡戸稲造、「武士道」の序説で、

「日本では、宗教無しで、どうやって道徳を説くのですか!?」

との外国人の問いに、新渡戸稲造は、

「いささか閉口した」

とあるように、外国人からしたら、宗教無しでの道徳教育が、

とても奇妙だったのだろう。


かつて、某総理大臣の、「神の国」発言があった。

「日本は、天皇を中心とする、神の国であります。」

との発言に対し、

「政教分離に違反している」

「天皇擁護の発言だ」

と、マスコミが大バッシングしたのだ。


だが、筆者に言わせれば、この総理は、日本国の「真実」を述べたに

すぎないと思っている。


それに、総理大臣の発言と言えど、一個人の考え方なので、正解も

不正解も、そこには存在しない


「日本は、天皇を中心とする、神の国」

これは、まぎれもない事実だ。

太古から、日本には、「八百万の神々」がいると信奉され、

人々は、神々を恐れ、奉った。


「天皇の神格化」というのは、世界大戦に突入するにあたり、

国民の洗脳の為に「軍部が悪用」したものと、筆者は見ている。


それに、日本には、昔から、「お天道様が見ている」という、

素晴らしい言葉があるではないか。


善き行いも、悪き行いも、すべて、「お天道様が見ている」

と思えば、「勧善懲悪」で、明日も善き行いに努めよう、と考えるこ

とができる。

それに、「汎神論」ではないが、「万物に神が宿っている」

考えれば、食べ物も洋服も、粗末には出来ないし、人にウソを

ついて騙したり、なんてこともできない


我々、日本人は、古来からの「武士道精神」誇りを持ち、

この、「神の国」の威厳を大切にするべきだ。


それらを深く学ぶためには、新渡戸稲造の、

「武士道」と「修養」を読めば、十分過ぎるくらいだ。


古い言葉かもしれないが、「西洋にかぶれる」のは、簡単だ。

しかし、自国の素晴らしい文化を、再認識して頂きたい。


「サムライ」の精神を忘れてはならない。


お読み頂き、ありがとうございます。


「本日のポイント」

「武士道精神を呼び覚ませ」


2021年1月19日
安川 典孝

2021年01月19日

「ワイシャツ・ジレに投資しよう」

「ワイシャツ・ジレに投資しよう」


引き続き、洋服の話題。

基本的に、ビジネスパーソンにワイシャツは「必需品」だが、同時に

ワイシャツは「消耗品」でもある。


某有名通販サイトでも、「5着で10000円」、など、一見するとお得

に見えるセールをやっているが、ワイシャツにこそ、投資をした方が

良い。


目安としては、「1着5000円」のワイシャツを5枚揃えれば、1週間は、かぶらずにウィークデーをやり過ごすことができる。

ワイシャツで合計25000円は、ちょっぴり痛い出費だが、クールビ

ズ、ウォームビズがどんどん進む昨今では、「ワイシャツこそ投資対

象」と見ていい。


1着5000円レベルになると、襟周り、袖周りのデザインが、「明らかに違う」のだ。

ネクタイもしていないのに、「威厳が出せる」レベルである。


加えて、このクラスのワイシャツは、基本的にノンアイロンなので、毎日ビシッとシワを伸ばす手間も省ける

ワイシャツは消耗品だが、消耗品だからこそ、「投資対象」だ。


どうせ人は見た目で判断されるのだから、カッコぐらいはつけたい。


基本は、男性ビジネスパーソンならば、
やはり、お高めの「靴」と、お高めの「ワイシャツ」だ。

スーツは、ちょっと安物でも、案外、「高見え」したり、「長持ち」したりする。


服装をちょっと変えることなら、今からでもできる

人は見た目で判断されるのなら、せっかくだから、服装でなめられないようにしよう。


また、先日の記事でも書いたが、「見てくれ」による、自身の経済活動への影響は大きい。


筆者の持論だが、きちんとした身なりができない人に、きちんとした仕事のできる人は、少ない


タートルネックが代名詞だった、スティーブ・ジョブズも、巨額の融

を銀行に申し入れる時には、ビシッと「スーツ」を着こんで銀行に

出向いたそうだ。

何も、「24時間」、ビシッとしたカッコをしていろというワケではない


「時と場合と場所」に応じて、その時その時で、相手に失礼のないような、きちんとした服装を心がけるべきである。


このコロナ禍の巣ごもりで、「ファストファッション」がよく売れているようだが、やはりそれは、「部屋着」にとどめるべきだろう。


「見た目を整える」
と、様々なツキも回ってくるという。

だらしない服装をしているよりかは、「運気が上がる」のは、火を見るより明らかだろう。


ちなみに、
「足元を見られる」
という言葉があるが、
それは昔、その人の「金銭の有無」などを、その人のを見て判断されていたことに由来する。


靴もやはり、上質なものにこだわるべきだ。


靴に関しては、ビジネスマンの普段使いの革靴であれば、最低「30000円」はかけてもいいと思う。

大手の洋服店でも、10000円から20000円のものが多く、
30000円以上の靴は、あまり置いていないことも多い。

30000円の靴を買おうものなら、もはや上客だ。

手入れをきちんとしていれば、これ以上、足のサイズの成長しない、成人男性であれば、「3年」は使える。

5000円以下の革靴は、ビジネスマンの普段使いの革靴としては、絶対にやめた方が良い

作りがちゃっちくて、足腰への負担がハンパないだけでなく、
輝きなどで、すぐに安物だとわかる。

「足元を見られる」
ことを意識すれば、一足30000円の投資は安い


また、メンズでもレディースでも、ジレ(ベスト)を羽織っている人は、どこか知的でおしゃれに見えるのは、筆者だけだろうか。

なるほど、銀行のお姉さんたちや、ホテル従業員たちは、よくベストを着ている。

知的でおしゃれに見えて、なんぼの世界だからだろうか。

メンズでは、もはやノーネクタイは当たり前にもなってきているが、

ノーネクタイのワイシャツにジレを組み合わせると、なかなかオシ

ャレでスマートに見える。

ワイシャツも、
「神は細部に宿る」
ではないが、
ノーネクタイの時ほど、襟や襟の内側が目立つので、ヨレヨレ、シワシワになっていないか、気をつけよう


ちなみに、私の行きつけのアパレルブランドである、
「m.f.editorial
では、
だいたい4000円を越えるワイシャツになると、襟の内側や袖の内側に模様が施してあり、
ノーネクタイでも、かなりオシャレに見える。


しかも、ノーアイロンの形態安定加工である。

ジレならジャケットと違い、安い物であれば5000円以下で買える。

この冬から春、ちょっとアクセントに、ジレを加えてみてはいかがだろうか。


お読み頂き、ありがとうございます。


「本日のポイント」

「ワイシャツにジレで、押し出しを」


2021年1月18日

安川 典孝

2021年01月18日

「『そうなりたい』、と思う服装をする」

「『そうなりたい』と思う服装をする」


サイト引っ越し後、初の、「ファッション」の話題。


「名は体を表す」
という言葉があるが、換言すると、
「服は人を表す」
とも言える。


いつも「やさぐれた」ファッションをしていると、やはり心もそうなっていく可能性が高い。


こうして、今はファッション関連の記事を綴っている筆者も、実のところ、
社会人1年目、様々なジャンルの読書に目覚めるまでは、服装にあまり興味が無かった


大学卒業くらいまで、近くのバーゲンが好きで、バーゲンでよく、「まとめ買い」をしていた。


しかし、様々なジャンルの本を読んでいく中で、いかに「服飾が、その人間や、周りに与える影響が大きいか」、ということを学んだ。


社会人になって、自分でお金を稼ぐようになってからは、収入の一定率を、常にファッションに充ててきた。


20代後半、ここぞという稼ぎ時には、Hiltonの80000円のスーツを購入したこともある。
(もっとも、今は体型が変わって、着られないが…)


ただし、すべてをブランド品で統一していたら、お金がいくらあっても足りない


ポイントは、その日その日のファッションで、必ずひとつ、
「押し出し」
を持つことで、それだけで、服装全体がシャープでこぎれいに見える。


メンズであれば、オススメは、「ジャケット」「靴」高価なものにすることが挙げられる。


ビジネスパーソンも、昨今のコロナ禍による、働き方の変動によ

り、ファッションに、より自在性が持てるようになってきたので、

30000円のジャケットに、2000円のインナーというのも、悪くない。


同じく、30000円の靴に、3000円のパンツというのも、決して悪くない。


レディースであれば、常用するバッグを高価なものにしておくとよいかもしれない。


また、「さいとうひとり」さんが著者で述べているが、
「10本の指は、指輪を10個着けるためにある」
と、ひとりさんなりのユーモアを交えて表現している。


これはもちろん、本当に、
すべての指に指輪を着けなさい、
ということではなく、「押し出し」の大切さを説いている、と、筆者は解釈している。


人それぞれ、考え方は違うが、筆者の場合、
「高価な服ほど、使い倒せ」
なので、高かった服ほど、ガンガン常用している。


おかげで、初対面の人には、服装を誉められることが多く
天気の話題などを振られることが少ない。


勘違いしてはいけないが、服装は
「見栄」
の為にするのではなく
「相手への敬意」
である。


「ジャージにサンダル」などで自分に会いに来てくれて、うれしい思いをする人など、いないだろう。


そして、一番重要なのが、
「人間は、着ている服のようになっていく」
ということである。


ビジネスエリートを目指すのであれば、やはり服装もそれなりに工夫することだし、
アスリートを目指すのであれば、アスリート系のファッションに投資すべきだ。


見た目の力は恐ろしいもので、「服装が精神に与える力」を、軽く見てはいけない。


いろいろと述べたが、
「押し出し」
を毎日ひとつ持つことなら、今日からでもできる。


「本日のポイント」

「服は人を表す」


2021年1月18日
安川 典孝

2021年01月18日

「人を愛するキモチ」

「人を愛するキモチ」


この世で、「人を愛するキモチ」に勝るものは無いだろう。

それは何も、恋人を愛するキモチ、夫婦が、お互いを愛するキモチに

留まるものではない


親子愛、兄弟愛、姉妹愛、そして、隣人愛と言ったところか。


「愛」があれば、戦争は起きない、というのは、全くの美辞麗句だが、

それでも、「愛」があれば、争いは「減らす」ことができる。


「愛情も執着」という言葉もある通り、「愛」も、一歩間違えると、

「愛憎劇」に成りかねない。


距離の取り方が、難しいところだ。


「ホリエモン」こと、堀江貴文氏は、数ある著書の中で、

「結婚しても、恋愛はしろ!」と幾度も述べている。

氏は、何も「不倫」を推奨しているワケではなく、例え結婚して

いても、「人を愛するキモチ」を忘れてはならないということだろう。


それが、例え「片思い」でも、「実らぬ恋」でもいいから、「人を

愛するキモチ」を忘れてはならない、ということだ。


人間はどこまで進化しても、動物の一種なので、今後も、どこまで

進化しても、「性欲」とは、切っても切り離せない。


中には、「性欲」の為だけに、相手を見つけようとする人物も

多いとは思うが、筆者は、それはそれで、間違っているとは思わない


究極、それが、人間の「性(さが)」だからだ。


人間が動物の一種である以上は、それは否定できない欲望である。


しかし、もっと高尚な、プラトニックな(高次に精神的な)愛

求めた方が、人生は豊かになる。


性行為は、確かに愛情表現の一種だ。

それに、性行為が無ければ、子孫の繁栄もあり得ない。


ただ、プラトニックな愛を求めていくと、やはり人生自体、より

高次なものになるのではないだろうか。


電車の中でも、絶えずずっと手をつないでいたり、スマートフォンな

どを取り上げて、交際相手などの、すべての行動を把握しようとす

る人物も多いと聞くが、恐らくこれは、「愛情」ではない

「愛情」ではなく、「他者への依存」だ。


相手が自分のものにならなければ、気が済まないのである。

筆者が過去に受けた恋愛相談でも、この手の類の話が、いくつか

あった。


そんな、「他者への依存」で悩んでいる方には、ぜひ、「恋愛小説」

読んでみることをオススメする。


テレビなどでは、恋愛ドラマが多く放映されているが、ドラマや

映画ではなく、「恋愛小説」を手に取ってみるのだ。


ドラマや映画とは大きく違い、「活字から場面を想像していく」ので、

大きな、「想像力」も養える。


筆者が言えたたちではないが、「恋愛小説」を読むと、人物の

感情の代理体験ができるので、実際の恋愛でも、大きく勉強になる。


長い恋愛小説が、ハードルが高ければ、短編の恋愛小説も多く

出版されているし、もっと刺激的な、「フランス書院」のエロ文庫

を読んでみても良い。

内容がかなり刺激的で、熱中すると、1時間で1冊読める。


そうやって、多くの人の恋愛を勉強していくと、次第に、「相手の

心」を読み解く勉強にもなる。

「この人は今、何を欲しているのか」

「この人が本当に望んでいるのは、何なのか」

そんなことが読み解けるようになってくると、普段の人間関係でも、

また、ビジネスにおいても、役に立つ


恋愛で深く傷ついたり、どん底に落とされても、それはそれで、

勉強になるのだ。


筆者とて、失恋など、何度したかわからない。


だが、究極には、「人を愛するキモチ」に勝るものはないのだ。


また筆者の話になるが、筆者も、若いころは、「人を愛する」と

言うより、「自分が愛されたかった」


ただ、自分が、強くなりたくて、カッコよくなりたくて、

ただ、それだけであった。

しかし、30歳手前で大病をしたりして、考えが変わってきた


何より大切なのは、「人を愛するキモチ」なのだと。


今、恋愛で苦しんでいる方は、その苦しみを、おおいに自分が

飛躍するチャンスと受け止めて欲しい。


そして、どうしようもなく傷ついた時には、そっと「恋愛小説」

でも読んでみたら良い。


今の自分に対する「ヒント」が、そこから得られるはずだ。


先日の記事でも書いたが、戦いに傷つき、血を流しても、それでも

なお、あなたに手を差し伸べてくれた異性こそ、「勇者」であり、

「女神」だ


そして、人を裏切るくらいなら、裏切られて傷つき、ボロボロになろ



真のヒーロー、ヒロインは、その時、現れる。


「本日のポイント」

「人を愛し、信じよう」


2021年1月17日
安川 典孝

2021年01月17日

「四月は最も、残酷な月である」

「四月は、最も残酷な月である」

“April is the cruelest month.”

「四月は、最も残酷な月である。」

イギリスの詩人、T・Sエリオットの「荒地」の冒頭部である。


日本では、四月というのは、「年度初め」であり、「新入学」、「進級」、

「会社の新卒」に始まり、「部署移動」まで、何処か、気持ち新たに

なる季節、月ではないだろうか。


そんな、「始まり」だが、「始まる」以上は、必ず、「終わり」を迎え

る。


そんな、「終焉」の始まりに過ぎないんですよ、とも、何処か

ニヒルな要素を含んでいる一文ではないだろうか。


昨年、2020年には、四月には「緊急事態宣言」も発令され、

まさしく、「四月は残酷な月」となった。

今年の「四月」は、どんな月になるのだろうか。


コロナ禍はとどまることもなく、それぞれの、新しい門出を心から祝

えるわけでもなく、再び、「残酷な月」となってしまうのだろうか。


やはり、「始まり」は「終わりの始まり」で、そういった意味では、

「新しいものの芽生え」というのは、「最も残酷」なのか。


仏教の用語に、「四苦八苦」というものがある。

「人間のあらゆる苦しみ」のことだ。

「生・老・病・死」の苦しみと、そこにさらに四つを加えたものだ。


そう、仏教では、「この世に生を受けること」さえも、「苦しみ」の

一種と定義している。


確かに、そうであろう。


数々の苦しみに惑わされるのは、そもそも、「生」を受けたから

あって、その「生」が無ければ、そこに付随する苦しみも生まれない


しかし、この世に「生」を受けた以上は、やはり、その「生」を

まっとうしようではないか。


昨日(2021年1月15日)時点の報道では、コロナ第2波による

日本の自殺者が、大幅に増加してしまったという。


さらに収まる気配が無ければ、コロナによる生活苦で、自ら命を

絶つ人々は、さらに増加すると思われる。


そんな「絶望」、「不安」の時代だからこそ、「本を読もう」

巣ごもり期間の「今」だからこそ、「勉強」しよう


何度も述べてきているが、人間は、「言葉のチカラによってしか、

タフになれない。」

そして、「勉強を重ねることによって、精神も鍛錬されていく。」


「易き」に流れるのは簡単だ。


行き場がまるで、八方ふさがりになって、命を絶ってしまうのも、

案外、簡単だ。


しかし、本当に月並みな言い方かもしれないが、

「あきらめなければ、投げ出さなければ、案外、どうにかなる。」


筆者とで、30歳手前で大病をし、生死の境を彷徨った

あの時、あきらめていれば、投げ出していれば、こうして、この

ブログを通して、読者様との出会いも無かったのである。


「生」は、確かに、苦しいのかもしれない。

だからといって、悲観的に捉えてはいけない


明るい未来を信じて、突き進もう。


「四月は最も、残酷な月だ」

筆者も、22歳の四月に、就職先をもっと違うところに選んで、

社会人1年目の四月を迎えていたなら、と思うことがけっこう

あるので、この一節は、深く身に染みる


始まりは、「終わりの始まり」だが、「始まり」があることに、まず

感謝だ。

我々、人間も、父の精子と、母の卵子の、壮絶な生存競争の結果に

誕生している。


その奇跡に、感謝だ。


そして、筆者は、こうして文章を通じて、あなたと出会えたことに、

感謝だ。

お読み頂き、ありがとうございます。


「本日のポイント」

「生は苦しいからこそ、生き抜こう」


2021年1月16日
安川 典孝

2021年01月16日

「信じ続けること」

「信じ続けること」


物事を、人を、「信じ続ける」、ということは、簡単なようで、

とても難しい


一時的に「信じる」ことは、容易かもしれないが、「信じ続ける」

ということは、なかなか難しいのではないだろうか。


人間関係には、裏切りはつきものだ。

筆者も、それは身をもって体験している。


ささいな裏切りから、多額の金銭の絡んだ裏切りまで、

例を挙げたら、枚挙に暇が無い


それでも、筆者はやはり、「人を信じたい」のだ。


人を裏切ることは、簡単だ。


しかし、「人を信じ続けて、バカを見る」ほうが、格段にマシだと

思っている。


人を傷つけてしまうよりかは、まだ、人に傷つけられる方が

いい。


世の中には、経済的困窮や、人間不信、様々な病気などから、

「宗教」に救いを求める人も多い。

ところが、「宗教」とて、「信じ続ける」ことは困難ではないだろうか。


必ず、ワケのわからない教義や、「未知なること」が出てくる

だろう。

だから、人間でも、宗教でも、科学でも、「信じ続ける」ことは、

困難を極めているし、人類、永遠の課題かもしれない。


必要以上の裏切りに遭いたくなかったら、やはり、「群れない」

ことだ。


例えば、「会社を興したい」としても、誰かと「共同設立」というの

は、かなりの確率で、裏切りや争いのリスクを伴う。


資金の持ち逃げから、保証人問題、利益の取り分に至るまで、

人間は、「欲」から離れられない動物なので、かなりの確率で、

揉め事が起こってくる。


勇気を出して、「ひとりぼっち」になろう。

男女関係なく、「孤高の戦士」を目指すのだ。

そして、傷ついて、血まみれになったっていい

深い傷を負い、歩行も困難になった時に、そっとあなたを

抱きしめてくれる男性、介抱してくれる女性こそ、

真の「貴公子」であり、「女神」だ


それでも、あなたを傷つけた相手を、恨んだりしてはならない


人を傷つけると、また今度は、自分が傷つけられる側になる。

「勝ち逃げ」は、できないのだ。


もし、一途になにか信じ続けている自分がいたら、そっと

自分を誉めてみよう。


とても難しいことを、達成しているのだから。


苦しいとき、悲しいとき、どうしようもないときに、「宗教」や

「占い」に救いを求める人も多いかもしれないが、筆者に言わせれば、

両者とも、「ほどほどに」しておいた方が良い。


少なくとも、「宗教」、「占い」に、「支配」はされてはいけない


「支配」されるのではなく、「活用」するのだ。


「教祖」の話を聞いて、なんだか元気になれるのなら、それで十分だ。


多額のお金をつぎ込むようなことが、あってはならない


何かを、「信じ続ける」ことは、非常に難しい


「自分」を信じ続けることさえも、大変、困難だ。


有名アスリートや、著名な研究者などは、みな、「自分の可能性」

を信じてきた人ばかりだ。


だからこそ、名の通る人物になっていったのであろう。


他人事と捉えるのではなく、次は、我々の番だ。


「本日のポイント」

「信じ続けよう」


2021年1月15日
安川 典孝

2021年01月15日

「とってもマジメな、大悪役」

「とってもマジメな、大悪役」


筆者のブログの読者には、「マジメな」方が多い。

今はまだ、身内に多く知られているに留まるブログだが、

多くの方が、

「更新、楽しみにしているよ!」

や、

「記事、タメになります!」

といった感想を、律義に送ってくださっている。

それはそれで、とってもウレしいのだが、今回は、「マジメ」

なんだけど、「なんだか毎日、疲れてしまう」、そんな読者様に

向けて、記事を綴ろうと思う。


まず、「マジメ」なのは、とっても良いことであることは、間違いな

い。

「マジメ」、言い換えれば、「勤勉」、「礼儀正しい」、「努力家」

いったところだろうか。


筆者も、今でも、「マジメさ」を誉めて頂くことも多い。

「安川さんは、マジメで、優しい。」

といった評価を頂くことも多く、それはそれで、やはり、とっても

ウレしい


筆者の場合、少年時代は、「もっとマジメな少年で」あった。

勉強はきちんとしていたし、目上の方の言うことには、素直に

従っていた。

生徒会や学級委員に選ばれたことも、何回もあった。


ところが、「マジメな生き方」というのは、何処かツラいものがある。


人間、どこかで「ガス抜き」をしていかないと、文字通り、

「バースト」してしまう。

マジメすぎて、「毎日がツラい」「いい人と思われるのがツラい」

「他人のちょっとした言動が気になる」

という方は、


「自分の中に、『悪』を取り入れてみたらよい。」


ここで言う、「悪」というのは、社会通念上、許されない行為や、

犯罪となる行為は、もちろん、除く


プロレスを例にとってみよう。


プロレスには、たいていの場合、「正統派」と、「悪役」が存在する。

「悪役」は、「悪役」を演じているだけであって、普段から、

竹刀で人を叩いたり、テーブルの上に人を落としているワケでは

ない。


知らない方には、相当な暴露になるとは思うが、プロレスというのは、

きちんと台本通りに進められ、どこでどういう流れを作るのかも、

きちんと事前に「打ち合わせ」している。

もちろん、勝敗も、あらかじめ決まっている。

そもそも、プロレスの技というのは、相手の協力無しには、成立

しないし、みんな、ケガをしないように、細心の注意を払っている。

そういった意味では、「最強の演技、エンターテイメント」なの

かもしれない。

(もっとも、筆者は、10年近く、プロレスを観ていないが)


「悪役」にこそ、「根がマジメで、優しい人」が多いのである。

マジメ過ぎて、「毎日が疲れる」という方は、これを少し、

見習ってみてはどうだろうか。


先述の通り、社会通念上、許されない行為と、犯罪に値する行為は

別として、少し、「悪」を取り入れてみたら良い。


LINEやメールの返信くらい、あえて遅らせたって、どうってことは

無い。

友だちとの約束を、ウソついて断ったって、どうってことは無い。

毎日、酒がやめられなくたって、別にどうってことも無い。

禁煙化がますます進むが、紙タバコがやめられなくたって、まあ、

いいじゃないか。


そういった、ちっちゃな「悪」で、あなたから離れていく人

たちは、本当の友人ではないのだ。


「あの人は、いつもがんばっているから、ああやってガス抜きを

しているんだな。」

と思って寛容してくれるのが、真の友人だ。


これは何も、友人関係だけでなく、夫婦間や会社、学校での関係にも

多く当てはまる


毎日、妻にカンペキな家事を求め、少しでもなってないと、

怒鳴り散らす、なんて夫も、世の中にはいるみたいだが、それは完全に、妻の人権、人間性を無視している。

妻も妻で、毎日、夫に怯え、カンペキな家事を自分に課してしまう。


こういった状況にまでなってしまうと、自治体の無料相談などを

利用して、さっさと離婚してしまえば良い。


筆者は特にそうだが、お互いに「Win-Win」の関係が築けない

相手とは、あまり関わらないようにしている。


人生は誰しも、平等に1回きりだし、その中で付き合える人間も、

ごくわずかである。


マジメに、「誰とでも仲良くしよう」なんて考えは、捨てた方が良い

その方が、とっても楽ではないか。


加えて、「誰とでも仲良く」なんてのは、事実上、不可能なのだ。


人間は、みな、それぞれの個性があるし、筆者なんて特に、

「個性のカタマリ」なので、「画一化」が大好きな、「銀行」にいた頃

などは、完全に目をつけられていた


人間関係、人づきあいで苦しかったら、一度、「人間関係の整理」

をしてみよう。


あなたに「悪」の面が見えても、何が見えても、なお、あなたのそば

に残ってくれた人が、「生涯の友」だし、「大切にすべき人」だ。


苦しいときは、「そっと深呼吸」だ。

そして、ちょっぴり、「悪」を取り入れてみたら良い。


真の正義のヒーローは、いろいろな面を持ち合わせるが、

「勧善懲悪」で、最終的には、「善き行い」に努める人間だ。


あなたの明日が、ちょっとでも、ラクになりますように。


「本日のポイント」

「悪役も演じて、人生をラクに」


2021年1月14日


安川 典孝

2021年01月14日

「すべての基本は、中学教科書で学べる」

「すべての基本は、中学教科書で学べる」


社会人にでもなると、自発的な勉強の機会は、大幅に失われる。

業務上の資格試験などに追われている方もいるかもしれないが、そ

の試験科目だけの勉強に留まりがちで、その域を出ることは少ない

のではないだろうか。


筆者のようなブログを綴っていると、リアルな対人関係においては、

かなりの確率で、「オススメの本は何ですか?」と聞かれる。


筆者にとっては、「超オススメ」でも、別の人にとっては、「全く面白

くない」というのは、よく起きてしまう話なので、具体的な書名は、

あまり挙げないようにしている。


それでも、「知識や見聞を広げたいのですが。」と質問された折には、

「中学5科目」の総復習をするといいですよ、とアドバイスさせて

頂いている。


筆者は現在、学習塾の中学5科講師と、社会人家庭教師もしており、

人よりは、中学5科に詳しい。


その中で痛切に感じるのが、「中学5科」の学習の大切さである。


さすがに、日本では、「中学までは義務教育」と謳っているだけあっ

て、中学教科書の知的水準は、非常に高い


もし、社会人が、どれというワケではないけれど、「一般的知識を強

化したい」と思うならば、中学の教科書は、それに「うってつけ」

ある。


例えば、社会科の歴史の教科書をとってみても、筆者の中学時代

よりも、格段に表記、見やすさが倍増している。


筆者も、もっと中学時代に、いろいろ広範囲に勉強していたら

良かったな、と思うくらいだが、

(もっとも、プロフィールに記載のあるように、筆者は中学時代の長

期休みに、1日14時間は勉強していたのだが)

30代半ばの今からでも、全然遅くはない


何事も、やることをあきらめてしまった時が、退化の始まりだ。

始めることをあきらめなければ、いつからだって勉強はできる。


また、例えば、「日本経済新聞」を購読しているビジネスパーソンも

多い。

しかし、「日本経済新聞」を購読して、果たして、どこまで深い

理解を得られているかと言えば、はなはだ疑問な方も多いのでは

ないだろうか。


「日本経済新聞」は、確かに情報の質、量ともに素晴らしいのだが、

それを理解するには、最低でも「中学公民の基礎知識」が要求される。

もっと言うと、「小学生の公民の基礎知識」も要求されると、筆者は

見ている。


公民だけでなく、「政治・経済・宗教」の基礎知識のバック

ボーン無しには、「日本経済新聞」の深読みは難しい


勉強の基本は、「いつでも基本に立ち返る」ことだ。

筆者が中学生時代、1日14時間勉強していた時も、常に基本を

大切にしていた。


「最高水準」の問題集も確かに解いてはいたが、基礎はかなり大切

にしてきた。


例えば、数学の文章題にしても、間違えた文章題に関しては、

最低10回、いや、時には20回くらい、ノートに模範解答を書写し

ていたし、理科の公式や法則に至っても、納得のいくまで、理論・理

屈をノートにまとめた。


英語に関しても、1単語につき、50回くらいは書いて練習して、

1年生の終わりには、中学で習う基礎単語は、すべて頭に

叩き込んでいたことを記憶している。


そうした作業を、長期休みにしていたら、自然と1日、14時間は

勉強時間が必要だっただけであって、無理して机にしがみついて

いたワケではなかった


勉強に関しては、「成せば成る」のだ。

それは、筆者が身をもって経験している。


もし、このブログの読者様が、

「なんでもいいから、今から勉強したい!」

と思うのなら、筆者は、「中学5科の再勉強」を、強くオススメする。


勉強に終わりなどないし、年齢的な限界も存在しない。

あの渡部昇一氏も、晩年のタクシー移動中は、「ラテン語の勉強」

充てていたという。


さらに、さすがに、「中学までは義務教育」なだけあって、

教科書のレベルがとても高い。


「教科書なんて」とバカにしていると、「逆にバカを見る」レベルだ。


ほかの参考書も、確かに必要だが、教科書だけでも、十分、独学でき

る。


筆者も、はじめは、中学生用の教科書を眺めているのが、なんだか

恥ずかしかったが、あまりに「発見すること」が多く、途中から

「恥ずかしさ」どころではなくなった。

「いつでも基本に立ち返れ」

生徒たちにこう言っているのだから、自分が実践しないワケには

いかない


また、国語の教科書などからは、すっかり大人になって忘れかけて

いた、「道徳」もしっかり学べる。

本当に基本的なこと、「あいさつをきちんとする」ことなども、

国語の教科書が教えてくれる。


中学教科書を、侮ってはいけない

そこから学ぶものは、非常に多い。


数年、数十年、触れていなかった方も、ぜひ、手に取って、勉強して

頂きたい。


新聞やニュースが、格段にわかりやすくなるだけでなく、

知識・見聞が総合的に底上げされる。


「本日のポイント」

「何かを勉強したいなら、まずは中学教科書」


2021年1月13日
安川 典孝

2021年01月13日

「一匹狼的生き方」

「一匹狼的生き方」


映画「バーティカル・リミット」をご存じだろうか。

20年近く前の作品だが、今でも、筆者の脳裏に鮮明に焼き付いて

いる。


登山家一家に育った主人公だが、不慮の事故により、一緒にロック

クライミングをしていた、実の父を死なせてしまう


そのことがトラウマとなり、「登山をやめよう」と思っていた主人公

が、エベレスト登山中に遭難してしまった妹を救出するために、

仲間と共に、エベレストに挑む物語だ。


今では映像化もされていると思うので、一見の価値があるが、

その作中に、名優「スコット・グレン」演じる、「ウィック」という

老人が出てくる。


「ウィック」は必ず、単独登頂、単独行動をし、他の登山家とは

群れない


過去に、同じ「登山家」だった妻を、やはりエベレストで亡くし、心に傷を持つ


詳しくは本当に、作品を観て頂きたいのだが、最後は、主人公

兄妹を助ける為に、自ら命を落とす


確か、筆者が初めて、「バーティカル・リミット」を観たのは、

中学2年生だったと記憶しているが、この、「ウィック」に強烈な

リスペクトと、憧れを抱いたのを覚えている。


正確には、ウィックの妻はエベレストで、事故で死んだというより、

「殺された」に近いのだ。


その「犯人」も、主人公の妹と一緒に遭難したと知り、最初は

「復讐」の為に、救出ミッションへ参加する。


ところが、事態は動き、最終的には、「犯人」を助けることになる。


だいぶネタバレにはなったが、「ウィック」こそ、「孤高のヒーロー」

だと、当時心底、思ったのを記憶している。


ウィックは、普段は全く、他の登山家と群れない。

初めは、最愛の妻の仇を討つため、救出ミッションに参加するのだが、

最終的には、妻を殺した男を助け、最後は主人公兄妹を助けるために、

自ら命を落とす。


ちょっと、カッコよすぎではないだろうか。


ウィックが主人公でもいいくらいだが、あくまで、名バイプレーヤー

として描かれている。


この生き方は、中学2年生の少年には、響きすぎるくらいに、響いた


筆者は、ウィックの生き方から、何を得たか。


ひとつは、「他人とは群れずに、孤高に生きること」

ふたつ目は、「必要に応じて、他人と協力を厭わない」こと。

みっつ目は、「自己犠牲の精神で、この命を燃やし尽くそう」

と決めた。


その精神は、今の、ブログ執筆にも生きている。

何も、自分が有名になりたくて、これを書いているワケではない


ただ、「偶然か何か」でも、読んでいただいた読者様の心に、

何かが響けばいいと思って、日々、記事を書いている。


執筆は、心から好きなので、全くもって、「自己犠牲をしている」

感覚は無いのだが、


「毎日、更新を楽しみにしているよ!」


というお言葉を頂くと、多少、腰が痛くても、体調が悪くても、

「今日も頑張って記事を書こう」という気持ちになれる。


映画、「バーティカル・リミット」が、14歳の少年に、大きな

影響を与えたように、「本」と同様、「映画」にも、人を大きく

動かすチカラがある。


感動的な名作に触れ、自分の心を豊かにすることは、「人生を

豊かにする」ことにつながる。


あの、中谷彰宏氏は、大学時代に、毎日、映画館に通いつめて

いたという。

そして、誰に頼まれるでもなく、一人黙々と、原稿を書いていたらしい。


その「孤独」こそが、今なお、あれだけの作品を生み出している、氏

原点なのだ。


群れてはいけないが、「孤立」してもいけない。

「孤立」とは、「誰も手を差し伸べてくれない」、または、

「自分自身も、誰も、手を差し伸べる人がいない状態」のことだ。


「困った時には、助け合い」、そして、「自己犠牲に命を燃やし尽くそう」。


筆者とて、今は大好きな「執筆」で、人様のお役に立つべく、毎日、

燃焼している


お読み頂き、ありがとうございます。


「本日のポイント」

「孤独に、命を燃やし尽くそう」


2021年1月12日

安川 典孝

2021年01月12日

「自分の確固した人生哲学はあるか」


「自分の確固した哲学はあるか」


ここで指す「哲学」とは、何も小難しい話ではない。

自らの生きていく上での、「強烈な行動指針」のことだ。


「神は死んだ」で有名なニーチェの思想などにも、触れては頂きたい

のだが、ここでは、

「自分の哲学」=「自分の強烈な行動指針」

と捉えて頂きたい。


これまでの記事でも述べてきているが、特に、「ネット上」でウヨウ

ヨ、日々、ネットサーフィンなどをして過ごし、他人を傷つけたり、

誹謗中傷するような書き込みをしたりしている連中に、

「自分の確固した哲学はあるか」

問うてみたい


世間では、日々、芸能人のスキャンダルなどが、マスコミから垂れ流

しされている。


不倫などは、当然、「悪」であるとは思うが、有名人が不倫スキャン

ダルをしたからと言って、日本の1億人が「総バッシング」する必要な

ど、どこにも無い


「反面教師」で、「ああなってはいけませんよ」という教訓には

なるかもしれないが、利口な人は、ネット上でバッシングしたりしな

い。


「ウェブはバカとヒマ人のもの」といった本があったように記憶し

ているが、中身は拝読していないが、ウェブは、使い方によっては、

「タイトル通り」となる。


くだらない、芸能人スキャンダルや、他人のバッシングをしている

ヒマがあったら、「書」の1ページでも、くくってみることだ。


今でもはっきり憶えているが、筆者は、社会人1年目で、読書に目

覚めるとほぼ同時に、生涯の座右の銘と出合った。


出典までは詳しく憶えていないが、

「男は、強くなければ生きていけない。だが、優しくなければ、生き

ていく資格がない」

といった類の言葉だ。


筆者はこの言葉に出合い、強烈な印象を受けたと同時に、

生涯の座右の銘にしていこうと決めた。


「自分に、強さはあるだろうか。」

「自分に、優しさはあるだろうか。」


それからは日々、そんなことを自問自答するようになった。


これが今日でも、筆者の「人生哲学」となっている。


人間は、言葉のチカラによってしか、タフになれない。

また、言葉は、使い方を誤ると、「毒」や「凶器」にもなる。


日々、書を紐解き、前向きな言葉を取り入れていけば、人間、タフ

になれる。


筆者とて、もともとは、いわゆる「ネクラ」に近かったが、

読書を通じて、たくさんの「言葉のシャワー」を浴びてきた

おかげで、たいへんに明るい性格になってきた。


人間は、変われる。

その為には、「人」の影響も大きいが、「本」の影響も多分にある。


「人」からの影響を多く得たければ、付き合う人も、よく選んでいく

べきだ。


すぐに他人の悪口を言う人、すぐに愚痴りたがる人とは、

距離を置いた方がいい。


いつも前向きで、チカラをくれるような人のそばに居たほうが良い。


それにはまず、自分が、

「他人の悪口は言わない」

「愚痴をこぼさない」

ことが大前提で、そう、気を付けていれば、自ずと、そういった

出合いを引き寄せてくれる。


この世は、「引き寄せの法則」が成り立っているのだ。


繰り返しになるが、「自分の確固した人生哲学」を得るためには、

「書」をよく読み、偉大な先人たちの言葉を、「自らに取り入れる」こと

と、人間関係においても、つきあう人をよく選び、「マイナスな気」

「自らに取り入れない」ことだ。


人生哲学がある人間は、強い。

逆境を乗り越えられるチカラがある。


お読み頂き、ありがとうございます。


「本日のポイント」

「自らの人生哲学を持つ」


2021年1月11日

安川 典孝

2021年01月11日

「自ら孤独を選ぶ」

「自ら孤独を選ぶ」


「いじめられて苦しいなら、堂々と『ひとりぼっち』を選べ。」


再び、緊急事態宣言が発令され、学校も大きな影響を受けている。

また、会社も、リモートワークが進んでいる現在、

いじめを受けている、あるいは受けていた人々には、少しだけ「隔離の

場」が与えられているのかもしれない。


それでも、現在のいじめは、SNS上やネット上など、『遠隔化』してきており、被害者は逃げ場を失って、最悪、自殺に至るケースもある。

学生、社会人、主婦など問わず、

いじめの被害に遭っている方にひと言伝えたいのは、

「いじめられて苦しいなら、堂々と『ひとりぼっち』を選べ」


ということである。


今、友だちがゼロで、「四面楚歌状態」、つまり、周りが敵だらけでも、なんの心配もいらない。


真の友だちなど、「生涯で」数人できれば御の字である。


筆者にも、真の、「生涯の友だち」など、5人いるかいないかだ。


逆に、筆者としては、就職の面接などで、

「友だちなら、100人は居ます。」

と豪語するような学生ほど、信頼に及ばない


それはきっと、LINEの友だちの人数や、Facebookの友だちの人数では

ないだろうか。


筆者にしてみれば、そんなもの、とても薄っぺらい


いじめの加害者が、三流、あるいはそれにも満たない、「四流」だとした

ら、あなたは堂々と、ひとりぼっちの道を歩んで、「一流」を目指せば良い。

「四流」は、人を集団で攻撃することが大好きで、三流に上がろうとする

と、必ずその足を引っ張る者が現れる。


「四流」の集団に一度属すると、三流に昇れることは少ないし、一生、四

流で終わる可能性が高いから、もう救いようが無い


そうした方が、もし何かの間違いで、このブログを読んでいたら、そっとス

マホかパソコンから、私のブログにアクセスできないようにして頂きたい。


筆者は、ひとりぼっちになってもなお、一流を目指していきたい方に向けて、この文章を綴っている。


そして、いじめられて辛い、「どん底の孤独」の状態にうってつけなのが、やはり

「読書」である。


さらに昇華させて、自分で詩歌や小説などを書いてみたら、なお良い。


人を成長させるのは、「言葉」のチカラであり、決して「腕力」ではない


テレビ好きな方には、もう説明不要かもしれないが、ひとかどの芸能人に

は、いじめられていた過去を持つ方々も多いし、一流コメンテーターや一流司会者、一流作家をとっても、「どうしようもなく孤独だった

」時期を過ごしてきた方も多い。


筆者が、約1400冊の本を読み、調べ上げた結果、そうした方々に共通しているのは、その「孤独の時期」に、

「腐らずに努力を続けた」

ことだ。


筆者とて、病気でどうしようもなく孤独な時期を過ごしていた時期もあったが、読書をはじめ、努力だけは続けた


今、どうしようもなく孤独だからといって、心を腐らせてはいけない


孤独に読書し、勉強し、努力して、「一流」を目指して頂きたい。


いじめの加害者たちには、四流の人生が待ち受けており、

そしてこの世は「因果応報」、形は違えど、苦しみが回ってくるのだ。


共に孤独を恐れず、共に努力を怠らず、共に一流を目指していこうではないか。


繰り返すが、筆者は、孤独を経験してでも、読書をして、人生のステージをあげていきたい方々に向けて、本記事を綴っている。


そう、成功していきたければ、「群れないこと」だ。

群れて生み出せることは、ほとんどない。


群れて飲んで騒いでいると、必ず、「そこにいない人」を標的にして、

「悪口合戦」が始まる。


筆者は、新卒で入った銀行員の頃から、この手の飲み会に誘われ、

参加していたが、内心では「嫌悪感」を覚えていた。


悪口でなくとも、愚痴のこぼしあいで、心から楽しいと思ったことは、一度

もない。


普段から群れていると、こういう、マイナスなことにしか巻き込まれないの

だ。


「みんなで協力して、仲良く」

なんてのは、幼稚園生向けの美辞麗句だ。


小学生にでもなれば、必ず、馬の合わない人物が出てくるし、無理して、

「みんなで、お手手つないで」

なんて風潮も、廃れていいと思う。


今はどうか知らないが、運動会の徒競走などで、

「最後はみんなで一緒にゴール」

なんて時期・場所もあったらしい。


人はみな、違って当たり前なのだ。


走るスピードももちろん違うし、学習能力も違えば、性格もみな違って当たり前である。


「画一化」というのは、ある意味、恐ろしいことで、「画一化」できないもの

は、排除しようとする動きさえ起きる。


「不必要な画一化」が、いじめを生み出していることにも、いい加減に

気づかねばならない。


いろいろ述べたが、要するに、人間はみな違うのだから、おおいに

「個性」を輝かせて生きるべきだ。


「個性」を無理やり封じ込めるより、いじめられてでも、「個性を輝かせた」

ほうが、ナイスな生き方だ。


お読み頂き、ありがとうございます。



「本日のポイント」


「個性を輝かせ、孤高に生きる」


2021年1月10日

安川 典孝

2021年01月10日

「真のグローバルエリートを育てるには」

「真のグローバルエリートを育てるには」



「リンガフランカ」(国際共通言語)としての、英語の需要が叫ばれて

久しい。

それに伴い、早期の英語教育が、加熱している。

子供に、幼児期から、英語を学ばせようとするご家庭も多いし、

その風潮自体は、悪くないと思う。


ところが、「国語力」を差し置いて、英語をガンガン詰め込んで

いくのは、少し違うと思う。


先述の記事、「数学的思考のススメ」でも述べたが、すべての科目

の基礎のチカラとなるのは、やはり、「日本語力」なのだ。


その為、幼児期から、たくさんの「日本語」の本に、子供を触れさせ

てあげることは、教育には大変良い


本でしか学べないことも大変多いし、本で学べることに関しては、

筆者の過去記事を参照して頂きたいが、まずは、英語の先に、

「日本語力」ありきだ。


例えば、このブログの読者様が、何かの分野で「一流」だった場合、

もしくは、「一流になった」場合、自国語しかしゃべれなくても、

読めなくても、必ずといっていいほど、専門の「通訳」が付く


「通訳」は、「語学屋」としてご飯を食べているのだから、専門的

なことは、任せれば良い。


筆者の周りにも、通訳、翻訳として十分通用する実力の持ち主も

多く、何かの折には、紹介したいぐらいだ。


では、リンガフランカとなる、英語は勉強しなくていいかと

言ったら、全くもって、そんなことは無い


社会人であれば、就いている職業に関係なく、「英検2級」の実力

は、最低ラインで欲しいところだ。

(もっとも、今、英語に関係無い仕事に就いていても、英語力が高ま

れば、違う就職先、違う道も開けてくる。)


それに加え、英語力があるのと無いのとでは、入ってくる情報量

も違ってくる。


ここからは、「英検準1級」程度のレベルの話だが、これくらいの

実力になると、英語で書かれたウェブサイトなども、感覚的

読めるようになる。


そうすると、翻訳を介さなくても、「一次情報」として、それらを

インプットできるようになるのだ。


特に、「学術論文」などは、英語のまま、一次的にインプットできる

のと、そうでないのとでは、のちに「雲泥の差」がついてくる。


それに加えて、「日本語さえできればいい」という考えは、もはや

「過去のもの」となっている。



近い将来、日本国が、「国家崩壊」する日がやってくるかもしれない。


一説では、第二次世界大戦の終戦が、あと1週間遅れていたら、日

本は、「東西に分断されていた」、という説もある。


そうすれば、東か西かの「公用語」が英語となり、日本語文化は壊さ

れ、長い間、先人たちが守ってきてくれた、日本独自の伝統や風習も、

失われていたかもしれない。


我々は、すんでのところで、言語や文化の崩壊危機を、免れたのかも

しれない。


しかし、また、似たようなことが、起こらないとも言い切れない。


今度は、「対ウイルス」との戦争が始まっている。


世界中、どこの国も疲弊し、いつ、医療崩壊どころか、国家の崩壊

起きても、おかしくはない。


その時の為に、日々、英語力を鍛えておくべきだ。


筆者も、「英検1級」の取得を志し、何度かトライしているが、

まだ取得はできていないので、努力を続けようと思う


ちなみに、英語のチカラを上げるための、教材選びのコツは、

「薄く、カラフルで、わかりやすいもの」を、

「何度も繰り返す」ことだ。


このブログの読者様の英語力とて、まちまちだと思うので、

具体的な教材名を挙げるのは控えるが、とにかく、

何ページか読んでみて、自分が「面白そう」と思えるかどうか

による。


英語力を上げるのは、「筋トレ」と同じなので、1日でもサボれば、

実力は落ちるし、「継続」にこそ、意味がある。


教材を、1日、1ページでも進めていけば、1年で365ページでき

る。

どんな問題集でも、1年で1周はできる計算だ。


これは、リーディングのみでなく、リスニング、ライティング、

スピーキング、4分野すべてに当てはまる。


同じ教材を繰り返すことによって、次第に、そこに載っている

表現が、自分のものになってくる。


「多読多聴」を勧める教材、講師もいるが、あれは、ある程度の

実力がついてからだ。


中級者が、「聴きっぱなし」、「読みっぱなし」にしても、得るものは

少ない


少ない教材をひた繰り返し、共に英語力を上げていこうではないか。


英語力を上げて、「真のグローバルエリート」を目指していこう。


ただし、それには、日本の文化、風習、伝統をよく理解してから

ことだ。


日本に興味のある外国人は、たいてい日本のことを質問しまくって

くるのだから。


お読み頂き、ありがとうございます。


「本日のポイント」

「まずは、日本語力、日本の歴史」


2021年1月9日
安川 典孝

2021年01月09日

「スマホ断ちとは言うものの」

「スマホ断ちとはいうものの」


多くの自己啓発書などでは、1日数時間の「スマホ断ち」「ネット

断ち」を勧めているものも多い。


「子供にも、大人にも、スマホは悪影響だ」

と述べている書物も多いし、確かに、一理あるのはわかる。


筆者も、ブログでこうして読書指南をしている身であるし、

1日数時間の

「スマホ断ち」

を試してみたが、どうにもうまくいかない


本には、「条件反射的に」手が伸びるのだが、やはり、スマホにも

手が伸びる。


ここで重要なのは、「スマホに手を伸ばしてしまう自分」に、

「罪悪感を持たないこと」だと思う。


2021年現在、スマホが無ければ、大事な用件もオンタイムで電話

できないし、タイムリーにメッセージを送ることもできない。


筆者も、こうしてブログを綴ったりしているから、思いついたことはすぐにスマホにメモしているし、毎日の天気だって、スマホで調べている。


やはり筆者にとっては、「スマホ断ち」は

「ナンセンス」

なのだ。


要は、スマホで、ネットゲームや音楽の垂れ流しをするのではな

く、「もっと生産性の高いこと」にスマホ時間を充てれば、何も

「スマホ断ち」をすることもないはずだと思っている。


「スマホ依存」で問題なのは、どちらかと言えば、「スマホ依存」

が、「ネトゲ依存」「SNS依存」を生み出していることだろう。

「動画視聴依存」も含まれるかもしれない。


実は本音を述べると、こうして「ブログ」を綴る側、つまり、「情

報の発信側」に立ってきている人間からすると、これから、世界に

何が起こっても生き延びれるのは、「情報強者」だと思っている。


「情報強者」とは、四六時中、スマホやタブレットやパソコンで

情報を集めている人間のことではなく「情報の発信側」の人間

ことだ。


実は、SNS依存の人間の9割が、自分ではほとんど情報発信をせ

ず、ただ何時間も、FacebookやTwitterを眺めているだけだとい

う。


批判を恐れず、筆者の本音を述べると、「ネット依存」に陥ると、「情報弱者」になりやすい


未だおさまる気配の無い、「新型コロナウイルス」を例に取ると、

かつて、某政治家が、「某うがい薬」が

「感染予防に効果がある」

と発言するとほぼ同時に、店頭からそのうがい薬が消えたのも、

記憶に新しいと思う。


冷静に日々、情報を分析していれば、このような行動には出ないは

ずだ。

ダイエットにおいても、同じだろう。

テレビのバラエティーなどで、「納豆」がダイエットに非常に効果

があると宣伝されれば、たちまち、スーパーマーケットなどから、

「納豆」が姿を消してしまう。


仮に、日々、本でダイエットの勉強をしている人は、しっかりと

スクリーニングのかかった、専門家の情報を日々取り入れているの

で、このような、「短絡的な」行動には出にくい


マスメディアに踊らされてしまうのは、やはり、「情報弱者」の行

動の特徴だと思う。


ただ、目の前に流れている情報を、1日何時間も浴びていると、

次第に、脳の思考能力が失われる


マスメディアもマスメディアで、視聴率や再生回数を稼ぎたい

あまりに、

「ちょっと煽動的すぎるのでは」

という報道の仕方も多い。


さらに、「情報弱者」ほど、「責任転嫁」をしやすいのだ。

「ネットに、こう書いてあったから」

「テレビで、そうやってたから」

「YouTuberが、そう言ってたから」


それは少し違う

検索でひっかかった情報を、鵜呑みにしてしまっただけのことだ。


普段からしっかり本を読んで、日々勉強している人は、

まず、「自分の勉強不足を疑う」

「情報の精査」が足りなかっただけかもしれない。


筆者のブログの読者には、「情報弱者」でなく、「情報強者」、

つまり、「何かを発信する側」であって欲しいと思う。


筆者が、「若者の読書離れを食い止める一助になりたい」との

ビジョンのもと、このサイトを立ち上げたように、

ただ、目の前の情報を眺めているだけでなく、何でもよいから、

「発信」して頂きたい。


やってみればおわかりかと思うが、情報を発信するには、かなりの

労力がいる。


ブログであれば、ネタ探し、文章構成の組み立て、段落分け、推

敲、情報の真偽の確かめに至るまで、山ほどプロセスがある。


しかし、能動的に動いた者しか得られないものも多い。


このブログの読者には、ぜひ、それを掴んで頂きたいのだ。


また、現代では、スマホ1台でも、使いようによっては、数十万から数百万、いや億単位も稼げる時代になってきている。


ブログならアフィリエイト、YouTubeなら広告収入、その他もろ

もろだが、これもやはり、「情報強者」にのみ、与えられる報酬

だ。


結局のところ、スマホ、タブレット、パソコンなどの、「文明」には、あえて逆らうのではなく、時代の流れに沿って、うまく「使い

倒す」のが賢明なのかもしれない。


あなたも、今日からでも、ぜひ、何かを発信して頂きたい。


まだまだ、「情報弱者」が「その他大勢」なのなら、お金を稼ぐ

チャンスだって、まだまだある証拠だ。


コロナ渦の今だからこそ、自分で「稼ぐチカラ」が必要になってくる。


「本日のポイント」

「スマホを使い倒そう」


                 2021年1月8日
                  安川 典孝

2021年01月08日

「なりたいものを持つ」

「なりたいものを持つ」


例えば、筆者がこの年齢から、「メジャーリーガーを目指す」、

「プロサッカー選手を目指す」

と言ったとしたら、甚だ「不可能」である


例え、どんなに厳しい訓練を受けたとしても。


年齢的にも、実力的にも、もう不可能である。


だからと言って、「職業作家」にもなれないかといえば、正直、

「可能性は無くは無い」と思っている


要するに、職業の中には、


「年齢的に、人生の早期から目指していないと、なれない職業」

「その職業に見合う『実力』が無いと、継続が難しい職業」

「そもそも、食べていけるのに何年もかかる職業」

などがあるが、子を持つ親御さんには、ぜひ、お子さんの

「得意なこと」、もしくは、「好きなこと」を伸ばし続け、

それに準じた職業に就くことを支援して頂きたい。

人生の早期ほど、様々な職業に就ける可能性を秘めている


筆者のブログの読者様には、「子を持つ親御さん」も多いので、

子供の、「夢の育て方」について、今回は述べていきたい。


「夢」を持つことは、素晴らしいことであるが、「夢」の内容は、

できるだけ、

「自分の好きなことを貫く」

「客観的に見て、実現できそう」

なことに絞った方が良いと思う。


例えば、筆者は幼少時代、「科学」が好きで、本気で、

NASAの職員になりたいと思っていた。

人類が、地球以外の星で生活できるような予感も、子供ながらに

あったので、できれば、NASAの職員のなかでも、「宇宙飛行士」

目指していた。


小学校3年生くらいまでだろうか。


しかし、現実を考えてみると、まず、NASAの職員になること

自体、「超難関中の難関」である。


それこそ、MIT(マサチューセッツ工科大学)を首席レベルで卒業す

るような、秀才の中の秀才でなければ、夢の扉の前にすら立てない。


さらに、「宇宙飛行士」ともなれば、世界で、なりたい人が大勢いて、

卓越した知力だけでなく、強靭な体力と精神力が要求される。


まさしく、全人類の中の、「Chosen One」(選ばれし者)のみが

手にすることのできる、栄光の職業である。


幸いにも、このことには、筆者は人生の早期に気づけたので、

ずっと「夢追い人」にはならずに済んだ


その後、なりたいものはどんどん変遷していったが、最終的に

大学卒業と同時に、就職を決める際には、なんとも無難な(といって

も、仕事はハードな)銀行員を選んだ


今、考えれば、完全に、「地元に戻りたい希望」と、「ネームバリュー」

だけで、銀行員を選んだ。


当時から、筆者は「勉強好き」で、そのまま大学に残り、大学院に進

んだり、文学に携わる仕事に就く道もあったのだが、

「自分の好きなこと」は優先してこなかった


ところが、新卒で入った銀行では、筆者自体、まるで、「経済」

や、「お金の動き」に興味の無い状態で銀行員になったワケなので、

同期と大きな差がつくのも、当然、時間の問題であった。


ただですら、仕事がハードで苦痛な上、厳しい人間関係や、毎週のよ

うに受けさせられる「試験」で、すっかり心身共に疲弊し、わずか

1年で退職に追い込まれた。


新卒での就職は、明らかな失敗に終わったワケだが、このころに

「本」に救いを求めて、読み漁るようになり、今ではこうして執筆を

しているので、「人生万事、塞翁が馬」全くもって、ムダになる

経験は存在しない


筆者のこの経験からも言えることだが、確かに、世間体などで仕事を

選ぶのも大切かもしれないが、

「自分の好きなこと」を職業にすると、人生はとても有意義で、

楽しくなる。


「人生はそんなに甘くないよ。」

「なりたいものになれる人なんて、ほんの一握りだよ。」

という反論も聞こえてきそうだが、自分の持つ夢に対する、「実力」

冷静に見極め、「実力」を世間的に客観視する、「客観的視座」

があれば、なりたいものになるのは、比較的、容易い


なにせ、十人十色で、「好きなこと」は、人それぞれ違うのだ。


徹底的に「好きなこと」を極めていけば、必ず、その方面に

光が射してくる


ポイントは、「こんなに努力したのに」と思うのではなく、

「あれだけ熱中していた」と、あとになって思えることだ。


気づいたら熱中していて、気が付いたら、その方面に就職していた。

という人生が一番素晴らしい。


筆者とて、今は「教育」と「執筆」という、自分の望むことしか

ほとんど仕事にしていない。


それは、過去の苦い経験があったからのことなのだが。

 

ぜひ、好きなことを、仕事にしよう。


次は、あなたの番だ。


お読み頂き、ありがとうございます。


「本日のポイント」

「好きなことを、仕事にしよう」

            2021年1月7日
             安川 典孝

2021年01月07日

「神学の基礎知識は、必要不可欠」

「神学の基礎知識は、必要不可欠」

(2020年5月14日の記事を、加筆修正)


初めに明らかにしておくと、筆者はキリスト教徒ではないし、キリスト教関連の宗教に属しているワケでもない


ただし、大学は「英米文学科」を出ているため、キリスト教の基礎知識は、その際に少し「勉強したつもり」だったが、それでも足りなく、

「西洋の文学の誤読につながった」、

あるいは、「深読みにつながらなかったのではないか」


と、今では反省している。


当時、学科の閲覧室に、多方面の英語の雑誌がおいてあり、

米国のニュース週刊誌、「TIME」などにも挑戦してみた

が、「聖書などからの引用」といった、高尚な表現も多く、

当時、大学生だった筆者は、まるで歯が立たなかった

とが、まだ記憶に新しい。


それくらい、特に「西洋文学」を学ぶ上では、キリスト教 (以下、学問的に、「神学」と表現する)

の基礎知識が必要不可欠である。


時の米大統領、民主党の「バラク・オバマ」氏も、敬虔な

クリスチャンであることも、当時の語学雑誌などでは、

記事に取り上げられていた。


西洋文学は、もちろん「作者」と「モノ」にもよるが、

あらゆる面で、「神学の仮面」を被っている。


その背景の多くで、神学がよく根付いていたりして、

「聖書からの引用」なども多く、「神学の基礎知識」が

無ければ、簡単にはその「真意を得たり」、「深読みする
こと」、「よく理解すること」は、概して難しい


筆者は、神学には、マリアの処女受胎など、


解釈の難しい、もしくは理解することは難しい点も多く存在するとは思っているが、

それがイエス・キリストではないにしても、「神」の存在は否定はしないし、


何より、「信仰は自由」だと思っている


しかし、一般的な成人として、「世界三大宗教」

(仏教・キリスト教・イスラム教)の基礎知識くらいは頭に

入れておきたいし、今現在、世界で起こっていることの、

「宗教的背景」も、よくわかるようでないといけない。


先述した記事の、「新聞から多くの情報を狩猟する」

ことも、政治・経済・宗教の基礎知識が、ある程度、

バックボーンとして、備わっていることが要求される。


ただ、本ブログにたどり着くほど、勉強熱心なあなたに

は、「真の教養人」になって頂きたいし、

「真のグローバルエリート」を目指して頂きたい。


その際、「神学の基礎知識」は必ず役に立つし、

TPOに応じて、知っている知識を披歴すれば、

あなたと接したグローバルエリートも、あなたに一目置く

であろう。


米国、英国などでは、本当に熱心に、毎週教会に通って

いるようなクリスチャンは、人口の数パーセントのようだ

が、日本人の想像以上に、「神学」は深く根付いている

 


筆者にとっては、「暴君」である、「ドナルド・トランプ」

も、やはり敬虔なクリスチャンのようだが、氏の、大統領

時代の言動を見ていると、甚だ疑わしくもあった



政策として掲げていた、「自国第一主義」だが、神学の観

点からしたら、「弱者の救済」(経済的に弱い立場の国々

の救済)の方が先だったのではないだろうか。


未だに世界を震撼させている、「新型コロナウイルス」に

関しても、

「たちの悪い中国ウイルス」

と、氏は過激に表現していたようだし、どこか、「俗的」な、

「モラルと品性に欠けている」と、筆者は見ていた。


筆者のブログの読者様には、これからの国際社会を担う

若者も多いので、最後に、ひとつだけアドバイスを。


これは、当時大学生だった我々に、英文学史を教えていた

教授が警告してくれたことだが、特に西洋では、

「自分は無神論者」

などと安易に発言してはならない


それは、あなたの知的レベルがはっきりしてしまうだけで

なく、キリスト教が深く根付いている文化に、「放火」をす

る行為である。


特に何も信じていなければ、

「特定の宗教は信じてはいませんが、神の存在は信じています」

ぐらいに答えておくのがちょうどよい


少なくとも、無用な宗教的対立は、防ぐことができる。


お読み頂き、ありがとうございました。



「本日のポイント」

「神学の知識を、仕入れてみる」


           2021年1月4日

            安川 典孝

2021年01月04日

「本にかけるお金を、ケチらない」

「本にかけるお金を、ケチらない」


筆者は、生涯で、だいたい1400冊の本を買い、それらすべてを

読んできた。

もっとも、自腹で本を買い始めたのは、社会人1年目の頃からだが。

現在も、独自に身につけた「速読術」で、毎月だいたい「20~30冊」

には、目を通している。

当然、書籍代はすごいことになっているが、本にかけたお金に関して

は、「回り回って、自分に返ってきてくれる」

本にかけるお金に関しては、決して、「浪費性の出費」ではない

本当の「浪費性の出費」は、パチンコ、競馬、競輪、競艇などの

ギャンブルや、酒、タバコなどの嗜好品の出費である。

これら、「浪費性の出費」は、「一時的な快楽」を与えてくれるだけで

あって、ほとんど生産性がない

筆者も、たまの酒は楽しみにしているが、それも、週1回、缶ビール

などを1缶飲む程度である。

タバコは、一切吸わない。

話は少し逸れたが、本にかける出費は、「大変に生産性の高い出費」

となる。

ましてや、自分で本を買うと、人間はケチな動物なので、

「元を取らねば」という心理が働く。

図書館で借りた本より、買った本の方が身に付きやすいのも、

こういった理由がある。


特に、10代、20代の頃は、「おおいに無理をしてでも」、本を買った

方がよい。

10代の頃は、自分の収入も少なく、(高校卒業で働いている方は

別かもしれないが)

親にお願いしてでも、本を買ってもらった方がよい。

親御さん側としても、子供に本を買ってあげるのを、渋ってはいけ

ない


筆者も、自分で本を買うお金のなかった、10代の頃には、親から

もらうお小遣いで、よく本を買っていた。


学習参考書はもちろんのこと、「芥川龍之介」、「太宰治」、「川端康成」

などの小説をはじめ、マルクスの「資本論」などにも、無謀にも挑戦

していた。


大学時代には、英米文学科に進んだ為、海外小説に積極的に

取り組んだ。

「ヘミングウェイ」、「シェイクスピア」、「ダニエル・デフォー」など

は、まだ読んで記憶に新しい。


小説の場合、「娯楽」とも捉えられがちだが、小説には、重要な

効能がある。

小説では、登場人物の、「感情の代理体験」ができるのである。

人間が現実世界で体験できることなど、至極限られている。


小説では、活字を通して、「人物の感情の代理体験」ができる。

小説の中では、あなたは何にでもなれる。

ヒーローにも、ヒロインにも、悪役にも、「感情移入」にて、容易になることができる。

さらに、現実世界では絶対にできないような体験も、することが

できる。

これが小説の醍醐味である。


また、ビジネス書、自己啓発書に至っては、成功者の体験を

「追体験」させてもらうことで、おおいに自分の肥やしになる。


一冊わずか、1500円ほどで、成功者の「追体験」や、「ノウハウ」

を学ぶことができるので、「格安の自己投資」とも言える。


「ビジネス書の効能」については、実業家であり、作家である、本田

直之さんが、著書、「レバレッジ・リーディング」の中で詳しく述べ

られているので、興味のある方は、ぜひ、手に取って頂きたい。

少し古い本なので、最近は本屋で見かけることは少なくなったが、

Amazonなどで、すぐに注文できる


また、昨今では、わからないことがあると、なんでもインターネット

で調べる風潮があるが、こういったサイトを運営している人間と

しては、ぜひ、何か疑問点にぶつかったら、「本で調べて解決する

姿勢」も重要視して頂きたい

もちろん、インターネットでは、瞬時に、わからないことを解決

してくれる一助になるのかもしれない。


例えば、筆者は2020年に結婚し、結婚に伴い転居をしたが、

その時に、電子レンジの「アースの取り付け」で戸惑った


その時に役立ったのが、インターネットの記事や、YouTube

の解説動画である。


このように、「アースの取り付け」など、「瞬時に答えを知りたい」

ことには、「インターネット検索」は向いている。


ところが、例えば、「簿記2級の勉強法」を知りたいとしよう。


この時、「インターネットの情報のみ」を鵜呑みにするのは、

大変危険とも言える。


筆者のような、「ブロガー」が発言するのも、そもそもおかしい

かもしれないが、ネットの記事には、アクセス数を稼ぎたいあまり、

表現が過剰になっていたり、「バズりやすくなるように」物事を大き

くとらえて記述している記事も目立つ。

さらには、ヘイト系の思想への誘導や、特定の信条を押し付けるよう

な記事も目立つ。


その反面、「本」に関しては、著者がはっきりしている上に、

出版されるまでに、かなりの「スクリーニング」がかかっている。

「スクリーニング」とは、デジタル大辞泉によると、

「ふるいにかけること」とある。

本にも、デマ、嘘の情報は確かにたくさんあるが、その文章が、

世に出るまでにかかっているプロセスが、インターネットの記事と

は、あまりに違う


ブログに始まる、ネットの記事が、「誰でも書ける」のに対し、

「本」はそうはいかない。


まず、「本」を出版する存在になるまでが、かなり大変である。

「出版」というのは、かなりお金と時間のかかるプロセスである。

よって、「回収」が見込めない出版は、出版社も、できるだけ

避けたがる。


先述の、引っ越しの際の、「アースの取り付け」のように、今すぐ調

べたいことなら、「インターネット検索」も、おおいにけっこうだと

思う。


しかし、「重要なこと」、もしくは、そこまで重要でなくても、「吟味

が必要な物事」に関しては、本で調べることをオススメする。


さらに深く物事を調べたい場合は、「入門書の3冊読み」

非常に効果が高い。


何事も、「物事のとっかかり」の際は、その分野の入門書を3冊

ほど読むと、物事がうまく運ぶ確率が高い


1冊では、やはり物足りないだろう。

2冊読むと、両方の本が、同じような主張をしていた場合、それらを

鵜呑みにしてしまいやすい。

そこで、3冊目の出番である。

3冊とも、同じような主義・主張であれば、その情報は、ほぼ間違い

ないだろう。

3冊で、主義・主張がそれぞれ異なっていた場合、2冊が「同じような

意見」、1冊が「異なる意見」であった場合、2:1で、正しい情報の見分

がつきやすい。

これが、「入門書3冊読み」をススめる、大きな理由である。


何度も繰り返しているが、筆者は、特に若者の「読書離れ」を

食い止める一助になるべく、このサイトを立案した


世界はどんどん、「インターネット」が跋扈する状況になってきてい

るが、やはり、「本」から学ぶこと、「本」からしか学べないこと、

非常に多い


1か月に1冊も読めていない方は、まずは、「1か月に1冊」

1か月に3冊読めている方は、「次の月は5冊」

どんどん、本を読む人が増えていって欲しい。


詳しくはまた改めて述べるが、本には、「国を発展させるチカラ」

さえある。

かつて、福沢諭吉の「学問のすゝめ」が大ベストセラーとなり、

日本人を大きく動かしたように。


この記事やサイトを見て頂いた方が、少しでも、「読書」に目覚めて

頂けることを、切に願っている


最後までお読み頂き、ありがとうございました。



「本日のポイント」

「ムリをしてでも、本を買おう」


             2021年1月3日

              安川 典孝

2021年01月03日

「数学的思考のススメ」

「数学的思考のススメ」

筆者は現在、進学塾で中学5科講師と、社会人家庭教師もしている。


生徒たちを見ていて思うのが、やはり、「数学を苦手」とする生徒が

非常に多いことだ。


「数学はセンスだ」と豪語してしまう識者も多いが、それで済んでし

まうのなら、良質な数学の授業など、もはや要らなくなる。


今回は、「数学な苦手」な生徒、「数学が苦手な子を持つ親御さん」、

あるいは、「数学な苦手なまま、大人になってしまった」ような読者

様に向けて、筆者の本音を綴りたいと思う。


まず、数学は、「論理」の科目である。

特に、「論理の積み重ね」の要素が強い。

よって、「論理的思考能力」を鍛え上げなければならない。


テストで言うと、大問1は比較的解けるのに、文章題や、文章が

絡んできた途端に、解けなくなってしまう方は多いだろう。

テストの大問1というのは、テストのレベルにもよるが、

「直観」でも解ける問題が多くなっている。

問題の制作者サイドとしても、どんなに数学の苦手な子にも、

できるだけ、「0点」は取ってもらいたくない心理が働くので、かな

りの「サービス問題」も含まれている。

大問1を解くには、「直観力」も必要なのだが、ある程度マジメに、

教科書読み込みや、問題集に取り組んでいれば、解けるはずである。

(大問1もままならない場合は、早い段階で、家庭教師などからの

マンツーマン指導をオススメする。)


そもそも、数学はやはり、「積み重ね」の科目なので、それ以前の

「基礎」がしっかりしていないと、大問1も得点できない可能性を

孕んでいる。


ここで問題にしたいのは、大問2以降だが、先述の通り、やはり、

「論理的思考力」を鍛えるに越したことはない。


では、どうすれば良いか。


筆者が個人的にオススメするのは、国語(現代文)を勉強しながら、

交互に、数学も勉強していくことである。

特に、国語の、「論説的文章」と交互に数学を勉強していくと、

その効果は高くなる。


こうして筆者も、毎日、文章を綴っているが、「論理の整合性」には

とても気を付けている。

個人的な好悪は別として、いわゆる、

「スジの通らない文章を書くブロガー」には、なりたくないのである。

その為、執筆に疲れるとよく、「中学数学」の問題などを解くように

している。


その点、「論説的文章」を多く読んでいると、それがよっぽどの悪書

でない限りは、しっかりと、あなたの「論理的思考能力」を底上げしてくれる。


若者の読書離れが叫ばれて久しいが、

(もっとも、それを食い止める一助になるべく、筆者はこのサイトを立ち上げたのだが)

最低でも、月に5冊は、「論説的文章」に触れて頂きたい。


そうして、「論理的思考能力」が培われてくると、数学の文章題に

しても、次第に、問題の言わんとすることが、つかめるようになって

くる。

そう、問題なのは、「国語力」なのだ。


話は少し、英語の方に逸れるが、あまりに加熱した、早期の英語教育

は、かえって、「日本語文化の衰退」を助長する。

早期の英語教育は、もちろん、間違ってはいない。

しかし、グローバルエリートに育てたいあまり、あまりに

幼児期から、過度に子供を英語漬けにさせてしまうのは、よくない

まずはある程度の、「国語力」、「日本語力」を養わないと、他の

科目もままならない。


少し話題は逸れたが、結局のところ、「急がば回れ」で、

「論理的思考力」を鍛えていきたければ、まずは、「国語力」を

上げるに尽きる。


例えば、「A=B」であるとして、「B=C」でもあるとする。

このとき、「A=C」が成り立つワケだが、直観的に、そうひらめく

ことのできる生徒と、そうでない生徒がいるのが、日々教えていると、

よくわかる。

つまり、「A=B」、「B=C」だから、「A=C」が、瞬時にひらめかないのである。


これは、物事を論理的に考える力が不足している証拠で、大人でも、

例えば、アルコールを含んで書いた文章などは、論理が崩れやすくな

り、感情的な文章になるので、読んだ側も、よくわかることが多い。


青森が生んだ偉大な小説家、「太宰 治」も、晩年は酒と薬物に

溺れていたが、そんな中でも、迫りくる死を予感させるような、

「退廃的」「破滅的」な文学を遺している。

しかし、彼の場合は、「破滅型天才」の称号がふさわしいだろう。

あまり、参考にはならない。


数学的センスを養いたければ、まずは「国語力ありき」と覚えて頂きたい。


また、数学の苦手な生徒の中には、難しい問題を前にして、

何分も、ウンウン唸っている生徒も多い。

筆者の場合は、2分ほど考えても解らなければ、素直に「解答を参照

する」ように促している。


そして、一度、「模範解答を全部、ノートに写す」よう、指示している。


「学ぶ」とは、「真似ぶ」とは、よく言ったもので、1ミリの無駄も

ない(と思われる)、「模範解答」を写してしまう勉強法は、多いに

メリットがある。


筆者が受験生時代も、数学でわからなかった文章題などは、10回ほ

、ノートに模範解答を写す作業をしていた。


どんな物事においても、「師から学ぶ」ことは重要で、数学の自学自

習の場合、「師」は、「模範解答」である。

剣道などでも、師の動き、所作を真似ることは、非常に重要である。


ただし、模範解答を写して満足していては、数学のチカラの向上は

望めない。

大切なのは、テストで「模範解答を再現できるチカラ」だ。


それには、例題、類題をたくさん解いて、解けなければ、「模範解答」

を暗記して、「場数を踏んで」、テストに臨むことだ。


そういった意味では、「数学は暗記科目」なのかもしれない。


すべてのテストは、「目の前の問題に対して、いかに正答を再現する

できるか」に尽きる。

特に、数学の場合はそうだ。

あの天才数学者、「ガウス」にして、「常に手を動かし続けた」

という。

私を含めて、おそらく天才ではない人たちはみな、

「手を動かし続けてナンボである」


もっと言えば、数学の勉強で、例えば、「映像授業の垂れ流し」は、

一番よくない

真剣に、問題の解法を真似るつもりで視聴するのは、大変良い姿勢

なのだが、そうでなければ、「テレビをひたすら受動的に眺めている」

ことと同じになってしまうので、

「解けない問題の模範解答を覚える」時間に充てた方が、よっぽど

生産性の高い時間となる。


数学について、まだまだ述べたいことはたくさんあるが、次回の

数学関連の記事に回すとして、本日の記事は、ここまでにさせて頂く。


最後までお読み頂き、ありがとうございます。


「本日のポイント」

「国語力は、数学力に直結する」

                2021年1月2日

                  安川 典孝

2021年01月02日

ブログ始めました

はじめまして!の方も、二度目まして!の方も、それ以上の方も、

新年、あけましておめでとうございます!!

「トリガーブックス」管理人の安川 典孝です。

詳細は、プロフィールにも書いておりますが、これまでは、

「はてなブログ」さんで、「NoriHaru」という名で、「トリガーブッ

クス」を綴っておりました。

そんな中、さらにブログを見やすく、また、様々な機能も充実さ

せたいという気持ちが高まり、自分で作ったホームページに、

「引っ越し」を決意しました!

偶然なのか、必然なのか、いろいろ作業していましたら、公開が

2021年のお正月になりました!!

自分が「はてなブログ」でこれまで書いてきたことも、

無下にはしたくないので、過去記事の「加筆修正」記事も多くなるこ

とを、どうぞご了承ください。


このホームページでは、いわゆる、読書論」について多く語って

いきますが、私の好きな、カラオケファッションなどに

ついても、多々、語ってゆきます。

初めにはっきりさせておきますが、いわゆる「書評」のような記事は、

ほとんど書かないと思います。

あくまで、本から得た、インスピレーションをもとに、

自分なりに論じていきます。

我田引水とでも表現すべきでしょうか。

パクリは一切しませんが、さまざまな書物から得る「インスピレーシ

ョン」をもとに書いています。

基本的に、毎日更新を目指していますが、なにせ、「3つ」の仕事を

してますゆえ、(事務所の事務員+塾講師+家庭教師)

更新できない日もありますこと、また、更新したと

しても、いたって淡泊な内容になってしまう日もありますことを、

どうぞご了承ください。

長くなりましたが、本サイトを通して、本好きな方が1人でも増え

てくだされば、これに勝る喜びはありません

どうぞこれから、よろしくお願い致します。

                      2021年1月1日
                      安川 典孝

2020年10月01日

「新聞の速読で、多くの情報を狩猟する」

「新聞の速読で、多くの情報を狩猟する」

(2020年5月7日の記事を、加筆修正)


サイト引っ越し後の第1弾記事は、2020年5月7日の

記事の焼き直し。

筆者は2020年9月まで、新聞を毎日3紙、購読していた

地元のローカル紙が1つ、残りの2つは全国紙である。

「新聞は、このネット社会に不必要」

という文言を昨今では目にするが、筆者はその意見には

値しない

知人にアンケートしていて発覚したことだが、

「紙の新聞など不必要」論

を唱える人物ほど、

「新聞は隅から隅まで読まなければならない」、

と思っていることがわかった。

ある意味の「マジメさ」から来る、「新聞不要論」であろう。

もちろん、新聞を毎日、隅から隅まで読んでいたら、とても

ではないが、時間が足りない

某有名ジャーナリストは、新聞を毎日10紙購読しているというが、その読み方はやはり、「速読」である。

速読で読まなければ、複数の新聞から大量の情報をインプットすることは難しい。


筆者とて、ビジネスパーソンをやりながら、こうして文章を綴っているので、毎日、3紙にかけられる時間は、長く見積もっても、合わせて「1時間」である。

生涯で、約1400冊の本を読んできただけあって、1時間程度で、3紙の言わんとすることは狩猟できるようになったのである。


以下、私の3紙速読術を公開しようと思うので、興味のある方は参考にしてもらいたい。


①まず、バッと広げて、いわゆる、「三面記事」は、少し時間をかけて、5分ほどで読む。

三面記事に、その日の各紙のエッセンスが凝縮されている。


②次に、新聞を上下左右に折り、通常の4分の1の大きさで、おのおののページを読むようにする。

この時、小見出しには必ず「すべて」目を通し、また、各見出しの、初めから3~4行を「速読」する。

筆者の場合、スポーツ欄とテレビ欄はスルーしているので、
このやり方で、1紙はたいてい20分で読める。

筆者の場合、職業柄どうしても気になる記事や、書評、本の紹介が出てきたら、大きく蛍光マーカーでくくって、その場でハサミで、おおざっぱに切り抜いてしまう。

こうして切り抜いた記事は、クリアファイルなどに入れて、「熟読」「保管」の対象にする。

新聞は「汚く」読むものであって、毎日、ぼろぼろに使い倒してなんぼである。


ネットニュースの流し読みでは得られない情報量と、知的エッセンスが、そこにはある。

速読術を身につけたいと思う方は多い。

筆者が思うに、下手な速読本に手を出すより、毎日、限られた時間で新聞を複数読んだ方が、よっぽどしっかりした速読術が身につけられる。

さらに、1紙のみの購読からでは得られない、
「複眼的思考」と、「客観的視座」
が日に日に身についてくることをお約束しよう。


本日のポイント】

「新聞は、速く、汚く読む。」

                  2021年1月1日

                 安川 典孝

2020年10月01日