「基礎基本に集中」

「基礎基本に集中」

それがどんな分野であれ、「基礎基本」を大事にすることは、とても

重要なことである。

「基礎基本」がしっかりしていないと、あなたが、よほどのセンスの

持ち主でない限りは、土台がグラついてしまうので、物事はうまくは

いかない

読書に関しての、「基礎基本」とは、一体、なんだろうか。

高等な語彙力を身につけることだろうか。

先日の記事で、「入門書3冊読み」の提案をしたが、もっと

「基礎基本」に立ち返って、「マンガの入門書」から入るのが、

読書においての、「基礎基本」だ。

いや、マンガでなく、絵本に立ち返ってもよい。

意外と、しかし当たり前の話だが、少年少女向けマンガや、絵本の

作者は、「子供」ではない

優秀な頭脳の大人たちによって、作られたものである。

筆者のブログのように、文章だけの羅列ではなく、多彩なキャラクタ

ーが、絵で描かれていたり、ストーリーも、かなり知恵を絞っている

マンガや絵本が多いから、読書に苦手意識のある方は、ぜひ、

マンガや絵本から「入門」することをオススメする。

世に出ている「入門書」の中には、「入門」の仮面を被っているだけ

で、実際には、その道の専門家にとっての「入門書」のように、

小難しい言い回しや、そもそも理解するのが難しい入門書も多い。

その点、マンガや絵本であれば、大の大人であれば、理解に苦しむ

ようにはできていない


特に、マンガや絵本で学ぶのにオススメなのが、「歴史」と「道徳」

だ。

「歴史」に関しては、とても率直に申し上げると、中学歴史程度の

知識すら抜け落ちている大人が、大多数ではないだろうか。

筆者もかつては、その一人だった。

その為、小学校高学年から、中学生向けの歴史マンガで、一気に

歴史を学びなおした

筆者は現在、進学塾の5科講師と、家庭教師もしている為、歴史に

関しても、多少の自信はあったのだが、あまりに知識の欠落部分

多いことに気づかされ、愕然とした

同時に、学習マンガのレベルの高さに、心底、感心した。

学習マンガは、歴史の他に、国語の「古典」バージョンも多く

出ているので、気になった方は、どうぞチェックして頂きたい。


また、「絵本」については、人類普遍の「道徳」を、平易な言葉と

イラストで物語ってくれる。

「絵本」は、大人こそ楽しめるもので、そのクオリティーを侮って

はいけない。

多くの絵本に描かれているのは、「生きていく上で、大切なこと」

であり、子供が読んでも、もちろん、ためになるのだが、大人が読ん

でも、得るものは非常に多い

「基礎基本」に立ち返ることは、決して恥ずかしいことではない

読書においての「基礎基本」は、「マンガ」と「絵本」だ。

すべての「積み重ね」は、そこから始まる


「本日のポイント」

「迷ったら、マンガと絵本」


2021年2月7日


安川 典孝

2021年02月07日