「強みを仕事に、好きを仕事に」

「強みを仕事に、好きを仕事に」

人生で、「悲劇」というのは、たくさんある。

いわゆる、「四苦八苦」もあるが、もっと最大の、人生最大の悲劇は、

「自分の嫌いなことで、成功してしまうこと」だ。

嫌々、その仕事をしているなら、まだ、転職や独立など、「逃げ道」

もあるのだが、ある程度、成功してしまうと、「その道の成功者」

烙印を押され、そこから「逃げる」ことが難しくなる

筆者は、今年35歳になるが、20代など、本当に苦難、苦難の

連続で、成功とは程遠かった

しかし、この頃の読書で、

「好きなことを仕事にしなさい」

というフレーズは、幾度となく聞いてきたので、今は、好きなことし

か、ほぼほぼ仕事にしていない。

仕事で、さんざん悩み、苦しみ抜いてきたからこそ、「好きを仕事に」

することのありがたみを、今、全身で享受している。

今はまだ、「独立し、経営者になる」という、「好きを仕事に」が

まだ成し遂げられていないので、近い将来に叶える予定である。

この文章を読んでいて、私にジェラシーを燃やした方は、おそらく、

現時点で、「好きを仕事に」ができていない

人生は誰しも平等に、1回きりだから、好きなことを全うして

死んでいこう。

「いやいや、人生、そんなに甘くはないよ。」

「好きを仕事にできるほど、人生は甘くはないよ。」

という反論も聞こえてきそうだが、人生はあなたが考えているより、

ずっと、甘い

何度かトライは試みたが、好きな仕事に就けていない人は、おそらく、

業界研究、適正把握などを含めて、努力が足りない

筆者とて、進学塾講師と、社会人家庭教師の職に就くにあたり、

膨大な時間を、学び直しに充てたし、今なお、努力は続けている

自分の学歴的に、高校の理系科目がウィークポイントであることは、

よく承知しているので、高校理系科目を中心に、学び直しも、常日頃、

怠っていない

いや、「怠っていない」のではなく、「気づいたら努力している」

「気づいたら努力している」ことが、あなたの進むべき道であり、

戦うべきフィールドだ。

これまで、自分の望む仕事に就けなかった方は、人生は有限である

ことを知り、好きなことを仕事にしてみよう。

仮に、心から望むべき仕事に就けなくても、「それに準じた」仕事に

就くことは可能だ。

音楽が好きな人はたくさんいるし、歌手になりたい人もたくさんい

が、歌手として食べていける人は、ホンのひと握りだ。

だが、音楽に関する仕事は、山ほどある

努力さえ怠らなければ、必ず、明るい道が見えてくる。

きっと、人生はバラ色になる。

そして、人生はあなたが思っている以上に、甘い


「本日のポイント」

「好きを、仕事に。人生は甘い。」


2021年2月17日

安川 典孝

2021年02月17日