「すべては有機的につながる」
「すべてが有機的につながる」
筆者のブログの読者様には、子を持つ親御さんも多い。
筆者には子供がいないのでわからないが、きっと、子供から、
「なんのために、勉強しなきゃいけないのか。なんのために、
本を読まなければならないのか。」
といった問いを投げかけられることは、きっと、一度や二度ではない
はずだ。
この種の疑問のベストアンサーとしては、
「すべての勉強は、有機的につながっているから。」
という回答が一番のように思う。
「有機的」という言葉は、子供には少し難しいので、
「すべての勉強は、必ずどこかでつながる時がくるから。
ムダな勉強は、なにひとつ無いんだよ。」
と回答してあげると、わかりやすいかもしれない。
筆者のように、大人になって、中学、高校の学び直しをしていると、
本当に痛感するが、やはり、すべての勉強、学問は、
「どこかで有機的につながっている」のだ。
ちなみに、「有機的」とは、デジタル大辞泉によると、
「有機体のように、多くの部分が緊密な連関を持ちながら全体を
形作っているさま」
とある。
まさしく、種々の勉強はその通りで、一見すると、なんの関連も無い
と思われる勉強は、必ず、どこかで、密接につながっているのだ。
これは、できるだけ多くのジャンルを、長年に渡って勉強している
人にしか、味わえない感覚だ。
ぜひとも、読者様にも、これを味わって頂きたい。
ムダな勉強など、この世に存在しない。
また、学問には、王道も邪道も無い。
ぜひ、社会人こそ、勉強を続けて、「学問の有機性」を肌で
味わおう。
「本日のポイント」
「学問の有機性を味わおう」
2021年2月23日
安川 典孝