「サイエンスはけっこう大事」

「サイエンスはけっこう大事」

勤務先での学習塾でも、受講希望科目で、理科の需要が多くなってき

ている。

それに伴い、私、講師側も、負けじと必死に勉強しているのだが、

理科の勉強は、不思議と学生時代より楽しく感じられる。

楽しいだけでなく、理科は、我々の生活に密接に関わっていることを

痛感する。

理科が苦手な生徒さんには、「いい意味で理屈っぽく」あるように

指導させて頂いている。

基本的に、「なぜそうなるのか」という考えを突き詰めていかないと、

理科の成績の向上は、あまり望めない

私個人は、この考えのことを、「Why問答」と名付けている。

「理科・社会は暗記科目」、と割り切ってしまう、講師、生徒も

目立つが、少し違うと思う。

「Why問答」を繰り返すことよって、思考の回路が太くなり

結果的に、理数科目の成績も上がるのだ。


例えば、教務の為に、筆者も日々、中学理科を学習しているが、

人体の知識などは、人間が生きていく上で、もはや必要不可欠だ。

化学分野にしても、「覚えて何になるのか」と思う方もいるかも

しれないが、例えば、化学の太い知識は、料理などにも生かされる。

結局のところ、ムダになる勉強は無いのだ。

もっと進んで、高校の理系科目でつまづいてしまった方には、

今は、「宇宙一わかりやすい」シリーズなども出ているので、ご自分

で調べて、ぜひ、手に取って頂きたい。

高校物理あたりになると、今度は数学の知識とも、切っては切り離せ

なくなるが、これを機に、物理と数学の両方を学び直してみても、

全くもって、悪くない

学び直しは、何歳からでもできるし、年齢的なリミットも存在しない

トライあるのみだ。


「本日のポイント」

「理科はけっこう面白い」


2021年2月28日

安川 典孝

2021年02月28日