「ワイシャツ・ジレに投資しよう」
「ワイシャツ・ジレに投資しよう」
引き続き、洋服の話題。
基本的に、ビジネスパーソンにワイシャツは「必需品」だが、同時に
ワイシャツは「消耗品」でもある。
某有名通販サイトでも、「5着で10000円」、など、一見するとお得
に見えるセールをやっているが、ワイシャツにこそ、投資をした方が
良い。
目安としては、「1着5000円」のワイシャツを5枚揃えれば、1週間は、かぶらずにウィークデーをやり過ごすことができる。
ワイシャツで合計25000円は、ちょっぴり痛い出費だが、クールビ
ズ、ウォームビズがどんどん進む昨今では、「ワイシャツこそ投資対
象」と見ていい。
1着5000円レベルになると、襟周り、袖周りのデザインが、「明らかに違う」のだ。
ネクタイもしていないのに、「威厳が出せる」レベルである。
加えて、このクラスのワイシャツは、基本的にノンアイロンなので、毎日ビシッとシワを伸ばす手間も省ける。
ワイシャツは消耗品だが、消耗品だからこそ、「投資対象」だ。
どうせ人は見た目で判断されるのだから、カッコぐらいはつけたい。
基本は、男性ビジネスパーソンならば、
やはり、お高めの「靴」と、お高めの「ワイシャツ」だ。
スーツは、ちょっと安物でも、案外、「高見え」したり、「長持ち」したりする。
服装をちょっと変えることなら、今からでもできる。
人は見た目で判断されるのなら、せっかくだから、服装でなめられないようにしよう。
また、先日の記事でも書いたが、「見てくれ」による、自身の経済活動への影響は大きい。
筆者の持論だが、きちんとした身なりができない人に、きちんとした仕事のできる人は、少ない。
タートルネックが代名詞だった、スティーブ・ジョブズも、巨額の融
資を銀行に申し入れる時には、ビシッと「スーツ」を着こんで銀行に
出向いたそうだ。
何も、「24時間」、ビシッとしたカッコをしていろというワケではない。
「時と場合と場所」に応じて、その時その時で、相手に失礼のないような、きちんとした服装を心がけるべきである。
このコロナ禍の巣ごもりで、「ファストファッション」がよく売れているようだが、やはりそれは、「部屋着」にとどめるべきだろう。
「見た目を整える」
と、様々なツキも回ってくるという。
だらしない服装をしているよりかは、「運気が上がる」のは、火を見るより明らかだろう。
ちなみに、
「足元を見られる」
という言葉があるが、
それは昔、その人の「金銭の有無」などを、その人の靴を見て判断されていたことに由来する。
靴もやはり、上質なものにこだわるべきだ。
靴に関しては、ビジネスマンの普段使いの革靴であれば、最低「30000円」はかけてもいいと思う。
大手の洋服店でも、10000円から20000円のものが多く、
30000円以上の靴は、あまり置いていないことも多い。
30000円の靴を買おうものなら、もはや上客だ。
手入れをきちんとしていれば、これ以上、足のサイズの成長しない、成人男性であれば、「3年」は使える。
5000円以下の革靴は、ビジネスマンの普段使いの革靴としては、絶対にやめた方が良い。
作りがちゃっちくて、足腰への負担がハンパないだけでなく、
輝きなどで、すぐに安物だとわかる。
「足元を見られる」
ことを意識すれば、一足30000円の投資は安い。
また、メンズでもレディースでも、ジレ(ベスト)を羽織っている人は、どこか知的でおしゃれに見えるのは、筆者だけだろうか。
なるほど、銀行のお姉さんたちや、ホテル従業員たちは、よくベストを着ている。
知的でおしゃれに見えて、なんぼの世界だからだろうか。
メンズでは、もはやノーネクタイは当たり前にもなってきているが、
ノーネクタイのワイシャツにジレを組み合わせると、なかなかオシ
ャレでスマートに見える。
ワイシャツも、
「神は細部に宿る」
ではないが、
ノーネクタイの時ほど、襟や襟の内側が目立つので、ヨレヨレ、シワシワになっていないか、気をつけよう。
ちなみに、私の行きつけのアパレルブランドである、
「m.f.editorial」
では、
だいたい4000円を越えるワイシャツになると、襟の内側や袖の内側に模様が施してあり、
ノーネクタイでも、かなりオシャレに見える。
しかも、ノーアイロンの形態安定加工である。
ジレならジャケットと違い、安い物であれば5000円以下で買える。
この冬から春、ちょっとアクセントに、ジレを加えてみてはいかがだろうか。
お読み頂き、ありがとうございます。
「本日のポイント」
「ワイシャツにジレで、押し出しを」
2021年1月18日
安川 典孝