「借りて読まない。買って読む。」

「借りて読まない。買って読む。」

こうしたサイトを運営していると、多く質問されるのが、

「図書館で本を借りたのでは、ダメですか?」

というものである。

率直に結論から申し上げると、

「会社で出世したり、社会で成功したかったら、すべて自腹で購入

してください。」

という答えである。

まず、図書館で借りた本というのは、かなりの確率で、身につかない

公共の本だから、線を引いたり、本のページを折ったりすることも

できないし、もちろん、書き込むこともできない

慎重に読まなければならないこと自体、まずストレスとなって、

内容把握どころではなくなる

それに、人間はケチな動物なので、自分で自腹を切って購入した本

には、「元を取ってやろう」という意識が働く。

図書館の本は、無料で借りているので、この心理が働かないのである。

この2点が、図書館で借りた本は、身につかないと断言できる所以

である。

もし、1冊の本も気軽に買えないほどに、経済的に困窮している

のなら、古書店の100円コーナーがある。

さすがに、100円を出せない人は、このブログは読んでいない

だろう。

100円コーナーでも、良書が眠っていることは多くあるので、

もし、1冊1500円を、高い、高すぎると判断する人は、古書店

を使おう。

もっとも、1冊1500円を高いと感じる人は、本を読まなくていい

とさえ思う。

本というのは、恐ろしく、「ローリスク・ハイリターン」なものだか

ら、将来、出世や成功を目指す方には、この、

「ローリスク・ハイリターン」な感覚を、ぜひ、自分の肌で味わって

頂きたい。

筆者とて、23歳の頃から、膨大なお金を、書籍購入に充ててきたが、

今はほとんどお金に困っていない

むしろ、金銭的には潤っている。

もちろん、転職などの理由で、経済的に困窮していた時期はあったが、

本から得た叡智のおかげで、お金には困っていない

これらはすべて、筆者が、本から得た知識を「資金化」してきた

おかげである。

もちろん、初めから、お金持ちになりたくて、本を買っていたワケ

ではない

ただ、23歳の頃に、「いかに人生において、読書が大切か」を説い

た本たちに出合い、だいたい購入冊数が100冊を超えたあたり

ら、「この先、一生、お金に困ることはないな」という予感を抱く

ようになった。

そして、その予感は、見事に的中した

本が嫌いで、貧乏になる人はたくさんいる。

しかし、本の買いすぎで貧乏になった人には、まず出合ったことがな



惜しみなく、本代に投資しよう

莫大な利息をつけて、戻ってきてくれる。

なぜなら、そもそも、人間の人生というのは、知識のあるところに、

お金が集まるようにできている。

ということは、知識を蓄え、それをアウトプットしている人に、

お金と成功が群がるということだ。

将来、偉くなりたかったら、まだ名も無く貧しい頃から、積極的

に、本に投資しよう

10年後には、図書館で本を借りて読んでいた人とは、埋められない

がついている。

「本日のポイント」

「買って読む人が成功する」

2021年2月20日

安川 典孝

2021年02月20日