「贈り物は、形を変えて戻ってくる」
「贈り物は、形を変えて戻ってくる」
昔、某雑誌で読んだことを、今でも鮮明に覚えているのだが、富裕層の人間ほど、
「プレゼント魔」
で、なにか、ことある度に、「人にプレゼントを欠かさない」と言う。
もちろん、「お金をたくさん持ってるから、他人にたくさんプレゼントできる」、という理屈も成立しそうだが、本当のところは、そうでもないらしい。
「プレゼント魔」
に象徴される、
「マメで義理がたく」、
「他人に喜んでもらいたい」、
という性格こそが、
「プレゼント魔」を
お金持ちに引き上げるのだ、とその雑誌は結論づけていた。
つまり、プレゼント魔は、「相手が喜ぶこと」が大好きであり、その、マメで義理がたい性格こそが、会社で出世へと導いたり、起業で成功へ導いたりするのであるという。
さらに、
「プレゼント魔」
である、富裕層のほとんどが、
「相手にあげたプレゼントは、形を変えて、どこからか自分のもとへ帰ってくる」、感じがするというのだ。
これは、筆者もなんとなく共感できる。
筆者は決して、富裕層ではないが、親しい人へのプレゼントは欠かさないようにしてきた。
単純に、自分の株を上げたいとかからではなく、「相手の喜ぶ顔を見たい!」というのが本望である。
堀江貴文氏も、著書の中で繰り返し述べているが、
「Give and give and give」
の精神でよいのだと言う。
「Give and take」
で「相手から搾取しようとする」よりも、
「与え続ける」
ことで、
「与えられる」
のだ。
科学的根拠はないが、世界というのは、そういうものなのかもしれない。
「Give and give and give」
の精神なら、今日からでもできる。
「本日のポイント」
「与え続ける、精神で」
2021年2月2日
安川 典孝