「そもそも人生は、うまくいかないものだから」

「そもそも人生は、うまくいかないものだから」



「隣の芝は青い」という言葉がある。

自分のものより、他人のもの、ことの方が、よく見えるということだ。

結局のところ、人生など、思い通りにいくはずも無い

しかし、「思い通りにいっていそうな」人を見ると、人間はどうも、

ジェラシーを燃やしてしまう。

「人生は、そもそもうまくいかない」と思っていると、多少なりとも、

気持ちが楽になりやすい。

人生は、誰しも「1回きり」、そして、人生は「予習不可能」である。

いや、1回きりで間違いはないが、正確には、「予習は可能」である。

では、どうすれば、人生の予習ができるか。

それには、「本を読んで」、様々な人の生き方を、「自らにインプット

すること」だ。

様々な人の生きざまに触れることで、他人の人生の代理体験ができ

る。

読書はやはり、人間にとって、「超重要」なのだ。

そうして、代理体験を積んでいって、予習していくことによって、

より、人生を豊かなものに、そして、できるだけ、成功に近づく

ことができる。

そもそも、人生など、うまくいかないものであるが、読書を通して、

より、人生の失敗を小さなものにすることができる。

同じ、1回きりの人生であれば、やはり、失敗による傷口は、小さい

方が良い

また、人生のどん底、もうツラくてツラくて、しょうがない時にでき

るのも、やはり、読書だ。

もう、人生、終わりにしてしまいたい、何もかもが、どうでもよい、

という時に、運命の1文に出逢える確率は高い

何を隠そう、筆者も、どん底なら何度も味わってきているので、

そういう時に、腐らずに読書を続けていると、やはり、「運命の

1文」に出逢えたりするのだ。

その1文が、人の人生を大きく動かすことは、よくある話である。


人生は、確かに、うまくはいかない

ただ、読書をして、うまくいくように、「努力」はすることができる。

その努力を、怠ったか、怠らなかったで、のちに大きな差がつくのは、

言うまでもない。

せっかくなら、「人生の努力組」に入ろう

「人生の勝ち組」、「負け組」など、誰がそんな言葉を作ったかは

知らないが、くだらない表現である。

しかし、「人生の努力組」に入ることなら、今日からでもできる。


「本日のポイント」

「人生の努力組に加わる」


2021年2月5日

安川 典孝


2021年02月05日