「自分の確固した人生哲学はあるか」


「自分の確固した哲学はあるか」


ここで指す「哲学」とは、何も小難しい話ではない。

自らの生きていく上での、「強烈な行動指針」のことだ。


「神は死んだ」で有名なニーチェの思想などにも、触れては頂きたい

のだが、ここでは、

「自分の哲学」=「自分の強烈な行動指針」

と捉えて頂きたい。


これまでの記事でも述べてきているが、特に、「ネット上」でウヨウ

ヨ、日々、ネットサーフィンなどをして過ごし、他人を傷つけたり、

誹謗中傷するような書き込みをしたりしている連中に、

「自分の確固した哲学はあるか」

問うてみたい


世間では、日々、芸能人のスキャンダルなどが、マスコミから垂れ流

しされている。


不倫などは、当然、「悪」であるとは思うが、有名人が不倫スキャン

ダルをしたからと言って、日本の1億人が「総バッシング」する必要な

ど、どこにも無い


「反面教師」で、「ああなってはいけませんよ」という教訓には

なるかもしれないが、利口な人は、ネット上でバッシングしたりしな

い。


「ウェブはバカとヒマ人のもの」といった本があったように記憶し

ているが、中身は拝読していないが、ウェブは、使い方によっては、

「タイトル通り」となる。


くだらない、芸能人スキャンダルや、他人のバッシングをしている

ヒマがあったら、「書」の1ページでも、くくってみることだ。


今でもはっきり憶えているが、筆者は、社会人1年目で、読書に目

覚めるとほぼ同時に、生涯の座右の銘と出合った。


出典までは詳しく憶えていないが、

「男は、強くなければ生きていけない。だが、優しくなければ、生き

ていく資格がない」

といった類の言葉だ。


筆者はこの言葉に出合い、強烈な印象を受けたと同時に、

生涯の座右の銘にしていこうと決めた。


「自分に、強さはあるだろうか。」

「自分に、優しさはあるだろうか。」


それからは日々、そんなことを自問自答するようになった。


これが今日でも、筆者の「人生哲学」となっている。


人間は、言葉のチカラによってしか、タフになれない。

また、言葉は、使い方を誤ると、「毒」や「凶器」にもなる。


日々、書を紐解き、前向きな言葉を取り入れていけば、人間、タフ

になれる。


筆者とて、もともとは、いわゆる「ネクラ」に近かったが、

読書を通じて、たくさんの「言葉のシャワー」を浴びてきた

おかげで、たいへんに明るい性格になってきた。


人間は、変われる。

その為には、「人」の影響も大きいが、「本」の影響も多分にある。


「人」からの影響を多く得たければ、付き合う人も、よく選んでいく

べきだ。


すぐに他人の悪口を言う人、すぐに愚痴りたがる人とは、

距離を置いた方がいい。


いつも前向きで、チカラをくれるような人のそばに居たほうが良い。


それにはまず、自分が、

「他人の悪口は言わない」

「愚痴をこぼさない」

ことが大前提で、そう、気を付けていれば、自ずと、そういった

出合いを引き寄せてくれる。


この世は、「引き寄せの法則」が成り立っているのだ。


繰り返しになるが、「自分の確固した人生哲学」を得るためには、

「書」をよく読み、偉大な先人たちの言葉を、「自らに取り入れる」こと

と、人間関係においても、つきあう人をよく選び、「マイナスな気」

「自らに取り入れない」ことだ。


人生哲学がある人間は、強い。

逆境を乗り越えられるチカラがある。


お読み頂き、ありがとうございます。


「本日のポイント」

「自らの人生哲学を持つ」


2021年1月11日

安川 典孝

2021年01月11日