「信じ続けること」

「信じ続けること」


物事を、人を、「信じ続ける」、ということは、簡単なようで、

とても難しい


一時的に「信じる」ことは、容易かもしれないが、「信じ続ける」

ということは、なかなか難しいのではないだろうか。


人間関係には、裏切りはつきものだ。

筆者も、それは身をもって体験している。


ささいな裏切りから、多額の金銭の絡んだ裏切りまで、

例を挙げたら、枚挙に暇が無い


それでも、筆者はやはり、「人を信じたい」のだ。


人を裏切ることは、簡単だ。


しかし、「人を信じ続けて、バカを見る」ほうが、格段にマシだと

思っている。


人を傷つけてしまうよりかは、まだ、人に傷つけられる方が

いい。


世の中には、経済的困窮や、人間不信、様々な病気などから、

「宗教」に救いを求める人も多い。

ところが、「宗教」とて、「信じ続ける」ことは困難ではないだろうか。


必ず、ワケのわからない教義や、「未知なること」が出てくる

だろう。

だから、人間でも、宗教でも、科学でも、「信じ続ける」ことは、

困難を極めているし、人類、永遠の課題かもしれない。


必要以上の裏切りに遭いたくなかったら、やはり、「群れない」

ことだ。


例えば、「会社を興したい」としても、誰かと「共同設立」というの

は、かなりの確率で、裏切りや争いのリスクを伴う。


資金の持ち逃げから、保証人問題、利益の取り分に至るまで、

人間は、「欲」から離れられない動物なので、かなりの確率で、

揉め事が起こってくる。


勇気を出して、「ひとりぼっち」になろう。

男女関係なく、「孤高の戦士」を目指すのだ。

そして、傷ついて、血まみれになったっていい

深い傷を負い、歩行も困難になった時に、そっとあなたを

抱きしめてくれる男性、介抱してくれる女性こそ、

真の「貴公子」であり、「女神」だ


それでも、あなたを傷つけた相手を、恨んだりしてはならない


人を傷つけると、また今度は、自分が傷つけられる側になる。

「勝ち逃げ」は、できないのだ。


もし、一途になにか信じ続けている自分がいたら、そっと

自分を誉めてみよう。


とても難しいことを、達成しているのだから。


苦しいとき、悲しいとき、どうしようもないときに、「宗教」や

「占い」に救いを求める人も多いかもしれないが、筆者に言わせれば、

両者とも、「ほどほどに」しておいた方が良い。


少なくとも、「宗教」、「占い」に、「支配」はされてはいけない


「支配」されるのではなく、「活用」するのだ。


「教祖」の話を聞いて、なんだか元気になれるのなら、それで十分だ。


多額のお金をつぎ込むようなことが、あってはならない


何かを、「信じ続ける」ことは、非常に難しい


「自分」を信じ続けることさえも、大変、困難だ。


有名アスリートや、著名な研究者などは、みな、「自分の可能性」

を信じてきた人ばかりだ。


だからこそ、名の通る人物になっていったのであろう。


他人事と捉えるのではなく、次は、我々の番だ。


「本日のポイント」

「信じ続けよう」


2021年1月15日
安川 典孝

2021年01月15日